うつ病とサッカー 元ドイツ代表GKロベルト・エンケの隠された闘いの記録

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各国サッカーの選手会を統合する国際機関の「FIFPro」が、
2015年にこんな発表をしていたことを知った。

ベルギー、チリ、フィンランド、フランス、日本、ノルウェー、
パラグアイ、ペルー、スペイン、スウェーデン、スイスの選手会での
アンケート結果をまとめたところ、

38% of 607 current players and 35% of 219 former players sampled reported suffering from symptoms of depressionand/or anxiety.(607人の現役選手のうち38%、219人の元選手のうち35%が鬱または不安障害に苦しんだ)

WHO(世界保健機関)が2017年に発表したレポートによると、
2015年の時点で全人口の4.4%が鬱に苦しんでいると報告しているので、

サッカー選手の発病例は極めて高いと言えるだろう。

そんなデータを知って、ふと思い出したのが昨年翻訳された、
元ドイツ代表GKロベルト・エンケの人生を描いたノンフィクション。

2010年ワールドカップでドイツのゴールを守るのはエンケだろう、
と思われていたが、2009年11月に自ら命を絶ってしまう。

レギュラー争いや怪我との戦い、ファンやメディアからのプレッシャー…。
普段はうかがい知ることのできない選手の苦悩が鮮明に描かれた一冊。
サッカーファンならぜひともこの本を読んで、
選手たちにいつも感謝と敬意をもって、試合を観戦したいものだ。

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