中央公論2025年10月号の特集は「世界動乱を読み解く宗教入門」。
ドイツ生まれの禅僧、ネルケ無方さんがこんなことを書いていた。
「社会における宗教の役割とは、遊び場を作ること、遊び心を伝えることです。キリスト教の教会は暗く静かで、遊び場の雰囲気は皆無ですが、新約聖書が描くイエスは、みんなとワインを飲みながら楽しく話をしていて、遊び心に溢れている。これが宗教本来の姿だと思うのです。残念ながら、現在は仏教にも遊びの雰囲気はありません。お寺に行くのは先祖の墓参りと法要のときだけ。坐禅会はまるで我慢大会のようです。」
寺社は静かで厳かな雰囲気がありがたいものと思っていた。
でも本来は違うのかもしれない、と気付かされた。
そういえば、新潟の小栗山木喰観音堂を訪れた際、
仏像が欠けているのは、私らが子供の頃お堂で相撲を取って、
しょっちゅう転がしてたから、と町内会長さんから伺った。
話を聞いた時は雑な扱いにかなり驚いたけど、
それが本来あるべき姿だったのかもしれないね。
また神田明神がアニメとコラボしたりして不思議だったけど、
あんな風に宗教に関係のないイベントでも積極的に開催して、
人々が気軽に集まる場として認識されることが大事なのかな。


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