食文化と美食探訪

食文化と美食探訪

千年続く和食のかたち(一汁三菜)

日本の食文化をWebで調べていたらこんなの見つけた。左側のロゴはいわゆる「一汁三菜」を表しているんだね。でもこのかたちになったのはいつ頃からなんだろう? 日本の伝統的食文化としての和食(農林水産省)を...
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胡椒の日本史

みんなの好きな香辛料は何?私は胡椒。食へのこだわりの始まりがラーメンからだったからかな。でも和食ではあまり使わない香辛料だね。日本の文献に初めて胡椒が登場するのは、聖武天皇(701~56)の遺品として...
食文化と美食探訪

松茸文化は飛鳥・奈良時代の森林破壊の恩恵?!

巨大建造物のために森林破壊が進み、文明崩壊へつながる。その最悪のケースが、モアイ像のイースター島であり、現代文明の未来への過去からの警告として知られている。※ジャレド・ダイアモンド「文明崩壊・上巻」が...
お薦めの本

岡田哲「明治洋食事始め-とんかつの誕生」

日本の洋食や中華は和食の一種で本場のものとは違う。古くは羊肉でだしを取った中国の煮こごり「羊かん」の変身から近年では「箸」で食べる「たらこスパゲッティ」まで。。。日本人の食に対する発想の豊かさはすさま...
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ホテルのメニュー偽装の裏側にIT革命

IT革命以前、グルメ情報が乏しかった頃は、美味しい店の定番は、ホテルや百貨店にあるお店。流れが変わったのは2010年頃かな。ホテルや百貨店の「ブランド」からネット上の「口コミ」へ。転換点は「ぐるなび」...
万葉集

日本の伝統食「あゆ」は釣り占いの魚

今年も鮎(あゆ)を食べなかったな。鮎は弥生時代頃から、日本人が好んで食した魚。奈良時代の古典から「鮎」にちなんだ話題をいくつか。古事記(712年)では神功皇后が朝鮮遠征の帰り道に、佐賀県・玉島川のほと...
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人類の料理の起源は青森に…「大平山元Ⅰ遺跡」

私が子供の頃、源頼朝と習った肖像画が、今では足利尊氏の弟、直義とされていてビックリ!なんて話を以前「夢中問答集」とともに紹介したよね。福を求める欲を捨てよ/夢窓国師の幸福論(12/05/13)1000...
お薦めの本

おいしさ=味×心/小山薫堂「人生食堂100軒」

小山薫堂氏は「おくりびと」や「くまモン」で有名な放送作家。雑誌「dancyu」のコラム「一食入魂」で紹介した(2001~09年)、600軒から100軒を選んで編集しなおした本。料理の批評ではなく、幸せ...
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地図は動かして遊ぶもの

世界地図は動かすことで、新しい発見があって楽しい。国土技術研究センターのサイトから地図を2つ紹介すると、日本は「ちっぽけな島国」という考えが一変するだろう。こうして回転させると、日本はユーラシア大陸の...
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「食」から見る大航海時代と日本の鎖国

古代ローマでもラザニアに似た食があったそうだが、パスタが今のかたちに近くなったのは11~12世紀。乾燥パスタがシチリアで、生パスタが北イタリアで作られはじめた。でも味付けはチーズと胡椒をかけただけの悲...
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食にまつわる禅の教え

数寄の遁世者、西行でさえも、花に染む 心のいかで 残りけん 捨て果ててきと 思ふ我が身に世の中を 捨てて捨てえぬ 心地して 都離れぬ 我が身なりけり捨てても捨てきれない世俗への想いを詠っていた。だから...
万葉集

万葉集に描かれた食文化(海の幸)

最近、万葉集を読み始めた。古今和歌集以降の和歌は月、恋、桜を中心に展開するけど、万葉集は4,500首近く収録されることもあり、その情景もさまざま。ここでは当時の食文化(海の幸)に関連しそうな和歌を編集...
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米の消費量減少=品数豊富な食卓への変化

日本人の米の消費量は数十年前と比べて半減した。食生活の変化を嘆く専門家もいるけど、これは悲しむべきこと?そしてアメリカの陰謀でパン食に汚染された!は真実?農林水産省から発表されている統計データを見てみ...
お薦めの本

引き算・旬・鮮度の食文化/神田裕行「日本料理の贅沢」

著者は麻布の日本料理「かんだ」の主人。このお店もいつか行ってみたいなぁ。「日本料理は、日本固有の食材と日本人の美意識を骨格としていると思います。食材の鮮度と品質がそのまま料理の本質に反映する料理です。...
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赤坂ランチマップ/2004~2012

赤坂。私にとってランチの付き合いが最も長いのがこの街だ。より大きな地図で 赤坂ランチマップ を表示そういえば私が初めてこの街でご飯を食べたとき、まだTBS前の赤坂サカスやミッドタウンの姿はなかった。今...
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自由が丘ランチマップ/2004~09、2011~12

この街とは長い付き合いになったもの。指折り数えれば6年超。2年間のブランクの後に帰還し、再び美味しいランチを探す日々だ。復帰後の最新情報を踏まえてお店情報を更新したよ♪自由が丘はイメージとは裏腹に、割...
古典に学ぶ人生論

料理も人生も「淡い味」がいい/菜根譚・前集7、後集25

明朝末期の随筆集、洪自誠「菜根譚」。中国では注目されず、日本の儒者が編集・刊行し今に残る。料理に絡めた人生訓を読むと、なるほど中華より和に近い。まずは前集7項より。醲肥辛甘非真味。真味只是淡。神奇卓異...
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北上する美味しいお米~身近な温暖化

なんか変だなぁ、と思うことを図にしてみた。これも温暖化の影響のひとつ?気温の変化については各地の気象台にデータがあるよ。日本の各地域における気候の変化もし今、私に子供がいたりしたら、北海道に別荘を買う...
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日本料理の引き算の美学

日本料理の出汁は「取る」ものだと思ってた。でも「出汁を引く」って表現もあるそうで、引き仕事はいろいろ。お湯のなかに鰹節や昆布の味を「引き出す」出汁作り。 食材の苦みやえぐみを取り除く「灰汁引き」。 魚...
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料理を味わえば、水墨画が日本画なのだ

1973年に亡くなった日本画家、横山操は、「日本の水墨画を完成させないで死ぬのは無念だ。 ぼくはもう一度、雪舟から等伯への道程をたどってみたかった。」と言い残したのだという。日本史をたどると一般的に「...