投資や経済の話題

お薦めの本

アメリカ分断の宗教的背景/加藤喜之「福音派」

2025年に最も印象的だった本を選ぼうとしていたら、この年末にとんでもない良書に出会ってしまった。 加藤喜之「福音派 - 終末論に引き裂かれるアメリカ社会」アメリカの福音派は、世界の終わりが近づいてい...
国家や経済に潜む宗教

国家・経済の背景にある宗教へ関心が向き始めた2025年

1年を振り返る時期になった。今年の思考・嗜好の変化として一番にあげられるのは、長年敬遠してきた「宗教」から国家・経済を読み解く、という方法を手にするべく、重い腰があがったことかな。これまでは「禅」を学...
国家や経済に潜む宗教

アメリカの宗教(統計、バイブル・ベルト)

別冊ele-king「アメリカ」に掲載されていた、大澤真幸さんのインタビュー記事にこんな一節があった。「通常は信仰心、宗教への熱心さと経済的な豊かさには逆相関があります。近代化して豊かになると信仰心が...
バフェットからの手紙

バフェット最後の手紙の人生訓

11月10日にバークシャー・ハサウェイのWebサイトに、バフェットさんからの最後の手紙と思われる、“Thanksgiving Message from Warren Buffett”が掲載された。まず...
お薦めの本

別冊ele-king「アメリカ すでに革命は起こっていたのか」

本屋で偶然出会った「ele-king」という音楽雑誌の別冊誌。 別冊ele-king「アメリカ すでに革命は起こっていたのか」ele-kingのウェブサイトを覗いてみると、これまでの私の人生とは無縁の...
お薦めの本

資本主義がイスラム圏で生まれなかったのはなぜ?/大澤真幸「世界史の哲学 4 イスラーム編」

サウジETFに投資したおかげで、こんな本が目にとまった。 大澤真幸「世界史の哲学 4 イスラーム編」2009年から連載が続くシリーズで、4冊目のイスラーム編は2015年に出版、2024年に文庫化された...
IR情報等から企業を見る

ニデックの不正会計。監査法人もお手上げ状態。

日頃から上昇相場の間は投資家として開店休業状態と公言。それじゃあニデックのような個別の暴落を拾ったりするの?と問われる訳だが、それはものによりけり。ニデックに関してコメントするなら、多くニュースでは「...
食文化と美食探訪

比良山荘で熊問題を考える

料理旅館として名高い「比良山荘」でお昼ご飯。松茸をはじめとする様々なキノコをいただいた。なんでも今年は松茸はもちろん他のキノコも、収穫量が激減していて貴重品になっているのだとか。その原因は世間を騒がせ...
国家や経済に潜む宗教

サウジに投資してイスラム金融の基礎を学ぶ

私の中で社会観察の投資枠みたいなのがあって、「SBI サウジアラビア 株式上場投信」を買ってみた。もともとガザ侵略が最悪期を過ぎたら中東にと考えていたのと、こんなETFが東証に上場してるんだ、というも...
お薦めの本

教育が民主主義を壊す/エマニュエル・トッド「我々はどこから来て、今どこにいるのか?」

エマニュエル・トッド「我々はどこから来て、今どこにいるのか?」上下巻を読み終えて、先日メモした家族制度以外で気になったのは、教育水準が上がると分断が進み、民主主義の危機が訪れるという指摘。最近の「ポピ...
世界を読み解く方法

人類史の名著! エマニュエル・トッド「我々はどこから来て、今どこにいるのか?」

出版から3年も手に取らなかったことを後悔させられる一冊。エマニュエル・トッド「我々はどこから来て、今どこにいるのか?」人類史といえば、ユヴァル・ノア・ハラリが注目されている。だが世界の読み解くための視...
国際政治・外交と地政学

プーチン、多極的な世界秩序の必要性を訴える(2022年ヴァルダイ会議)

エマニュエル・トッドへのインタビュー記事等を収録した、「トッド人類史入門」(2023年3月出版)。トッドの集大成とも言われる「我々はどこから来て、今どこにいるのか?」を読む前の解説書として良いとのこと...
お薦めの本

読んだら飛行機に乗りたくない/江渕崇「ボーイング 強欲の代償」

飛行機に乗るのは嫌いだ。古いサッカーファンにしか伝わらないがベルカンプほどではない。そんな私がこんな内容を読んだら飛行機に乗れない!少なくともボーイング製の飛行機には乗りたくない! 江渕崇「ボーイング...
資本主義問題

アメリカ株投資への不安と資本主義の分岐点

今朝もNVIDIAの中国向け売上の15%を米政府が取る、みたいな報道がされていて、なんだかモヤモヤする。最近のアメリカは中国やロシアと変わらぬ雰囲気になってきた。投資をはじめて約25年。これまで中国に...
お薦めの本

円の命運を握る通貨スワップ協定/河野龍太郎、唐鎌大輔「世界経済の死角」

いつの間にか当たり前の存在になっていた、通貨スワップ協定(通貨スワップ取極、通貨交換協定)。アメリカのFRBが日本を含む先進5ヵ国の中央銀行と、ドルと各国通貨を交換(スワップ)する協定。金融危機が起き...
お薦めの本

イノベーションの歴史/河野龍太郎、唐鎌大輔「世界経済の死角」

河野龍太郎さんと唐鎌大輔さんの対談本「世界経済の死角」。両氏の最新作を読了済みだったため、一気に読んでしまったが、これは「日本経済の死角」「弱い円の正体」を含めて再読し、きちんとメモを取りながら、知識...
投資や経済の話題

40代男性の所得分布(2022年 就業構造基本調査)

舞田敏彦さんのブログ「データえっせい」の2018年の記事、「40代前半男性の所得の診断表」のことをふと思い出した。当時、私自身もちょうど40歳だったから、興味深く拝読した。ここで使われている「就業構造...
IR情報等から企業を見る

続・カプセルトイの勢いが凄い!(ハピネット IR資料より)

本屋さんのブックカバーキーホルダーのガチャガチャを発見!子供の頃から紀伊國屋書店で本を購入してきたので欲しい!と3回目で無事、手に入れることができた。(1回300円)四季報ガチャの時にカプセルトイ業界...
資本主義問題

GAFAMは儲けすぎ?時価総額のシェアが大きすぎ?のファクトチェック

トマ・フィリポン「競争なきアメリカ」の中で(13章)、こうして歴史を振り返るのいいなと感じたデータを抜粋。アメリカの巨大企業が儲けすぎ、S&P500のシェア大きすぎ、といった話をよく耳にするようになっ...
お薦めの本

日本のネット環境は脆弱?/小宮山功一朗、小泉悠「サイバースペースの地政学」

早川書房のKindleセール(7月14日まで)つながりで、 トム・スタンデージ「ヴィクトリア朝時代のインターネット」を読んで面白かったら次は、 小宮山功一朗、小泉悠「サイバースペースの地政学」へ読み進...