COVID-19がもたらした世代交代?

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名刺交換飲み会
COVID-19の襲来を機になくすべきだったのに、
復活してしまった残念な事例について以前書いた。

一方で復活せずに消滅したと思われる事例の中に、
これは!!と未来が明るくなりそうなものがあった。

最近ちょくちょく耳にするようになった話に、
いわゆる「顧問」や「名誉会長」等の肩書きの重鎮が、
会社に訪問して現経営陣に助言をする機会が激減したらしい。

高齢者の外出が危険という流れで会社訪問の習慣がなくなり、
Zoomで自宅からどうぞと言われても使いこなせないから、
ということで自然消滅した例が多いようだ。

ちょうどこの年代の方々は、1980年代後半に40代前後で、
バブル景気の恩恵を受けた最後の世代。
あの頃を日本の理想像として助言されても…というわけだ。

日本社会からバブルの後遺症が完全に抜けきるには、
だいたい1970年生まれ以降が経済や政治のトップになる時だろう。
とはいえバブルを満喫した世代の影響力がなくなる時期が、
COVID-19によって少し早まったなら幸運だったのでは。

結局、自発的に世代交代を進めるのはかなり難しく、
基本的には時の経過を待たないといけないのかな。

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