期待を集めるインド株。でも温暖化でインドに人が住めなくなるかも。

この記事は約2分で読めます。

遂に中国経済が変調をきたし、次はインドの時代だ!
インドは中国と違って資本主義の国だからインド株が有望だ!

こんら論調が目につくようになり、影響される方もいるようで、
来年からの新NISAの成長投資枠でインド株の積立投資はどうか?
そんな質問を受けた。

まずインド株に対する私の考えをざっと書き出すと、

  • これまでどおり「人口増加=経済成長」が成り立つなら、インド株もたしかに魅力的。
  • インドの人口ピークは2060~2070年と予測されるが、地球温暖化の進み具合によっては、その頃には国土の大部分が人間が住めない環境になっている可能性が高い。
  • よってインド株への長期投資を考える際には「人類は温暖化を食い止めることができるのか?」というかなりの難問が混ざり込んでくる。

インドに限らず気候変動と世界経済の未来を読み解く上で、
ガイア・ヴィンス「気候崩壊後の人類大移動」が参考になるかな。

産業革命時から気温が4℃上昇した世界で、
住みやすい地域を求めて、人類がどう動くか予測されている。
この本を読むと個人的にはインドよりカナダに注目したいかな。

人類に先駆けて?、すでに魚は生息域を変えはじめているよね。
昨日も天ぷら屋さんで鰤(ぶり)の異変について教えていただいた。

年末年始に氷見漁港(富山湾)で水揚げされる「氷見の寒ぶり」が、
脂が乗って一番美味しいとされてきたが、最近は様子がおかしい。
10月下旬の今、氷見ぶりと同等のものが北海道で水揚げされはじめた。
仲卸や料理人の間では、今年は氷見ぶりはダメかも?とささやかれてる。

人類はある程度まではエアコン等で踏みとどまるかもしれないが、
以前紹介したティモシー・ワインガード「蚊が歴史をつくった」を思い出す。
蚊から逃げるために移住せざるを得ないのではないかと。

気候崩壊後の人類大移動
河出書房新社
¥2,970(2024/04/18 00:43時点)

コメント