北村薫「スキップ」

この記事は約1分で読めます。

昨日は上野でのコンサートの他に行くところがあり、
待ち時間や電車の中で、北村薫「スキップ」を読んだ。
17歳の女子高生が、目覚めたら25年後の自分になっていた…
なんていう、ちょっと残酷な話。

でも主人公は悲しみ、悩んだ末に、
わたしがもののはずみで25年という時をロスしたのなら、
 わたしにはもうぽかんとしていられる時間なんてないんです。
と前向きな気持ちで歩み出す。

この本を読み終えると、大切なのは過去がどうこうではなく、
今この時をどう生きるかこそが重要
、と再認識させられる。
何かを決断するとき、後になって「本当にこれでよかったのかな」って考えず、
過去ときっぱり決別できるようにしたいものだね。

スキップ (新潮文庫) スキップ (新潮文庫)
北村 薫
この商品の詳細を見る

コメント

  1. ダモ より:

    ちょっと残酷どころか、致命的ですよ。17歳まで、ハジケて生きてきてれば、まだましですが。私の、花の盛りが24歳~29歳だったので、もう今私はいつ死んでもいいんですが(笑)その5年間がなかったとしたら、きついなー。42歳じゃ、いくら若作りしても世間から見ればおばさんだし、更年期障害もそろそろ始まっちゃうし。結末が気になるな。読んでみよっかな。
    ところで、お見合いパーティーはどうしました??

  2. まろ@管理人 より:

    花の盛り…。私には無縁の言葉かも。
    中学・高校の頃から、「師匠」「仙人」などジジくさいあだ名ばかり(笑)
    お見合いパーティーはまだですねー。
    私を引きずり出そうとしている友人が、
    超多忙の売れっ子だから、なかなか実現しないかも。

  3. ええと、まず連続かつ過去記事へのコメント
    お許しください。個人的な話で金曜まで
    あんまり少々慌しいのと、主には僕が物忘れ
    激しいのとが理由です^^;
    北村薫「スキップ」を読まれていたことに
    驚きです!偶然、数年前にそれを読んで
    とてもお気に入りになりました。小説は
    心を育むなど、長い目でみると最良の投資
    なのかもしれませんね。
    ついでなので、ドストエフスキーの
    「カラマーゾフの兄弟」新訳が出て話題と
    なっていますね。ひょっとしたらもう
    読まれたかもしれませんが、前訳に比べて
    格段に読みやすくなって、なおかつとても
    おもしろい!のでおすすめです♪

  4. ダモ より:

    私、今 読んでいます。面白いですね。
    主人公は高校の教師になってるのような真面目な人。他のキャラだったら、また違う感じになるんでしょうね。
    17歳まで、ハジケて生きてはいませんでしたね。(というか、昔は学生がおおっぴらに付き合うのはありえなかったと文中にありましたね。)つらいです。。いい思い出があると、現在つらくても、それでかなり救いになりますから。
    もう直ぐラストですが、どうなるんでしょうか・・・

  5. まろ@管理人 より:

    ケングリフィーさん、毎度ありがとうございます。
    昔の記事にコメント頂けるのは嬉しいです。
    ネット上に文章を残す意義みたいなのが感じられますからね。
    あとコメントは1日何個頂いてもかまいませんよ。
    あ、でも1日5個以上は困るかも(笑)
    ドストエフスキー読んだことないです。読んでみようかな。
    偏りのある読書は人生と投資に悪影響なので、
    最近は投資の本はあまり読まないようにしてるのでいい機会かな。
    ダモさん、コメントいただいて…、ラストが思い出せない…。
    2ヶ月くらいか経ってないのに(滝のように涙)
    記憶力が衰えてダメだこりゃ。。。

  6. ダモ より:

    ラスト、サプライズがありました。
    思い出した?ヒント新田君。
    別の記事のコメですが・・777円のレシート。私もなったことあったような気がする。なにも、なかったよ。(爆)残念なお知らせでした。ごめんね。_(._.)_