恋の和歌/日本の苗代を求めて

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現在の日本を知るために歴史を読み解くという観点では、

応仁の乱以後だけで十分、って考えにも一理ある。

現代に通ずる日本の生活文化の原点は室町時代にあるから。

でもそれ以前にさかのぼるべき主題のひとつに「」があると思う。

古代の日本は「中華」王朝に学び、国造りを進めてきた。

でも決して中国に倣おうとしなかったのが「恋」に対する態度

天皇までもが恋の歌を詠むなんて、儒教文化の中国では非常識。

なぜ私たちの祖先がこんなにも恋に熱中したのかは分からない。

ただ恋の和歌にはできるかぎり触れておかなきゃいけないと思う。

そこには日本という国の苗代が隠されている気がするから。

※和歌の世界観に「恋」「月」「桜」は不可欠の三点セット

今春、恋の和歌を編集した本が2種類、出版されたよ。

まず読みやすいものとして、

うた恋い。和歌撰 恋いのうた。
KADOKAWA/メディアファクトリー
¥201(2024/07/23 02:46時点)

超訳・百人一首シリーズ「うた恋」とのコラボになっているけど、

この本は漫画ではなく、東大教授が恋歌34首を解説したもの。

もう一方の本は上・下巻2分冊になっていて、

日本の恋の歌 恋する黒髪
角川学芸出版
¥637(2024/07/23 02:46時点)

日本の恋の歌 貴公子たちの恋
角川学芸出版
¥1,760(2024/07/23 02:46時点)

和歌を詠んだ人物像や背景が細かく描かれた充実の内容。

でもこれから和歌に触れてみたい人には、やっぱり百人一首かな。

私も3年前に子供の頃覚えた百人一首を再読して興味を持ったし、

鎌倉時代に編さんされた王朝文化の総集編的な和歌集だからね。

この本が割安でかなりお得感あり。
ちなみに100首のうち43首が恋の歌だよ。

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