世界の名言・名文

NO IMAGE お薦めの本

岡倉天心「茶の本」の美文集

「不完全の美」をテーマにした昨日の記事を書く際に、 編集の過程でこぼれ落ちてしまった美文をまとめて紹介。 "Tea is a religion of the art of life. The beverage grew t...
NO IMAGE お薦めの本

羽生善治「直感力」

守破離。 既存の型を守り、型を破って外に出て、型を離れて新たな型を生む。 「離」の局面で必要なものは? 学習の高速道路。 ネットの進化によってひかれた「知」の高速道路。 走り抜けた先の大渋滞で、烏合の衆に埋没しないためには? こ...
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専門的な知識・経験と無知の知

分かったふりをしている人よりも、自らの無知を自覚し、 知を愛し求め続ける者こそが、本当に知恵のある人間。 ソクラテスの「無知の知」を簡潔に言うとこんなところか。 でもユリウス・カエサルも指摘するとおり、 「人間ならば誰にでも現実のすべてが...
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人生は築くものではなく流れゆくもの

先日のセミナーにご参加いただいた方から不思議な取材依頼。 「これまでどんな人生を送ってきたのかインタビューさせてください」 とりあえず明日に備えて、イベントを年表形式にまとめながら… やはり人生は築くものではなく、流れてゆくものだと思う。 ...
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ゴーギャンの涼やかな人生観

いよいよ今週、セミナー開催♪ 登壇者がブロガーだけで、しかも有料でどうなるかな? と少し不安だったけど、ご参加予定の方が50名に届きそう。 先週、主催団体のサイトにコラムを寄稿して宣伝活動も終え、 後は当日、雨が降りませんように。※会場が駅...
NO IMAGE 日本の美意識

一期一会の来歴/茶人・井伊直弼

茶道を表す有名な言葉といえば「一期一会」。 この来歴に意外な人物が登場するのはご存じだろうか? 村田珠光 → 武野紹鷗 → 千利休 と茶道の歴史は流れるが 紹鷗が茶会に招かれたときの心得として、 「一座建立」(主客の心が通い合う茶会...
デカルト「方法序説」

世界を読み解く方法/デカルト「方法序説」

直感や創造性にロマンティックな信仰をよせる者は肩身の狭い時代。 今の社会が期待しているのは、合理的で論理的な考え方だから。 そんな思考法の出発点は、やはり17世紀のデカルトだろう。 「方法序説」をパラパラと読み直しながら、要約・編集し...
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墨子の兼愛・貴義と直江兼続

湯浅邦弘「諸子百家―儒家・墨家・道家・法家・兵家」を読み、 諸子百家を俯瞰してみて、やっぱり墨子の思想がいいな、と思った。 春秋戦国時代の混乱の中、「兼愛」を説いた異色の集団、墨家。 家族、国家の枠を捨て、平等無差別な人間愛が平和をもたらす...
NO IMAGE パスカル「パンセ」

「考える葦」を文脈から読む/パスカル「パンセ」

今月のNHK「100分de名著」はパスカルの「パンセ」だった。 やっぱりラストは「考える葦」で有名な断章347が紹介されたけど、 パスカルの意図を正しく理解するには前後も読みたいところ。 「考えが人間の偉大さをつくる。」(3...
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知性の限界/ユクスキュル「環世界」

ユクスキュル。生物哲学者と呼ぶのが正しいのかな。 「環世界"Umwelt"」って概念は様々な分野に問いを投げかける。 環世界の考え方を私なりに簡単にまとめると、 すべての生物は知覚の枠内でしか世界を認識できない、っ...
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名著の中の羊羹(ようかん)-草枕、陰翳礼讃

ふいに冷蔵庫でよく冷やした水羊羹が食べたくなったので、 羊羹の美学でも編集してみようと思い立った。 羊羹には奇妙な来歴がある。 もともとは中国の料理で、羊(ひつじ)って字のとおり、 羊肉でとったスープを固めた煮こごりのような食べ物だ...
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ダーウィン「種の起源」の名言は後世の要約?

「美は命を絶やさないための手段のひとつであり、美に対する愛情は人間の生物学に深く根ざしているのだ。」 ---ナンシー・エトコフ「なぜ美人ばかりが得をするのか」P268 なんて本を読んで以来、生物学に少し興味が沸いて考えてみると、 意思を...
世界の名言・名文

遺伝子は意思を持った意伝子なのか?

「人が美しいと感じるもの=遺伝子を残すのに最適」 を説く本を読み、 なんか遺伝子が過大評価されているような変な感じがあった。 リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」が注目されてからかな。 遺伝子の「遺」が「意」に変わり、意思を持つ...
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桜の樹の下には屍体が埋まっている!

梶井基次郎のエッセイ「桜の樹の下には」はこうはじまる。 以後の桜に関する文学に影響を与えたとされる1928年の作品。 怪しくも美しい桜の魅力を表した名言だ。 ただ著者が肺結核を患い、まもなく亡くなってしまう背景(享年31歳)や、 冒頭文だけ...
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敬天愛人-西郷隆盛の遺訓

とある本屋さんの依頼がきっかけで推薦した3冊の本。 内村鑑三「代表的日本人」の売れ行きが芳しくないらしい。 私が西郷隆盛の心を知り、上杉鷹山と出会ったのはこの本だった。 内村は西郷隆盛をその遺訓とともに、世界にこう紹介した。 "R...
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ブータン国王の日本礼賛

ブータン国王夫妻が来日の日程(新婚旅行?)を終えて帰国の途に。自国のすばらしさを自ら認識することが、どうにも苦手な日本人にとって、ブータン国王の国会での演説は、大変ありがたいものだった。感謝。演説の気に入った部分を切り貼りして保存しよっと。...
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月に全宇宙を見た道元/正法眼蔵「都機」の巻

「諸月の円成すること、前三々のみにあらず、後三々のみにあらず。」ではじまる「正法眼蔵」の「都機」の巻。「つき」と読み、月のことだ。月が好きな私には、見逃せない巻なのだ。 釈迦の「仏とは虚空であり、水中の月である」という言葉にヒントをえて、...
世界の名言・名文

過去は美しく見えるものだから

そういえば羽生善治さんが七冠達成したのはいつ頃だったかな?ふと思ったので、ついでに年度別のタイトル数の推移を調べてみた。そうか頂点はもう十数年近くも前の話なんだね。七冠をとった頃、米長邦雄さん(現在の将棋連盟会長)に戒められた話が、羽生さん...
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刹那を生ききる/スティーブ・ジョブズ追悼

昨日、昼間からシャンパン片手にフランス料理(Ryuzu)を食べながら、亡くなったスティーブ・ジョブズについて話したことの整理。 「早すぎる死を惜しむ」という姿勢はちょっと違うと思うんだ。 2004年8月 膵臓がんの手術 2005年6月 ス...
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今日が人生最後の日だとしたら

アップルのスティーブ・ジョブズ。とうとうCEOを退任しちゃったね。数年前、彼のスタンフォード大学での講演に出会い、たくさんのことを学んだ。いちばん心に残ったフレーズは、やっぱり… "I've looked in the mirror ev...