偶然とリスクの諸相

お薦めの本

キャス・サンスティーン「最悪のシナリオ」

キャス・サンスティーン「最悪のシナリオ」。リチャード・セイラーやダニエル・カーネマンとの共著で、著者の名前を見かけたことがあったので読んでみた。 テロと気候変動、オゾン層破壊と気候変動。それぞれの対...
投資で創った人生哲学

カジノ化する社会に振り回されずに生きる

「楽して儲けたい」とは誰もが願うこと。でも世の中そんなにウマい話はないんだよね。 投資の世界でもレバレッジを使う手法があるが、うまくいく人は一握り。それも相当な努力をして、精神をすり減らした末に得ら...
偶然とリスクの諸相

不確実性を飼いならす? 不確実性は私たちの存在そのものでは?

二冊の本を同時平行で読んでいて、うーん…と思ったこと。 イアン・スチュアート「不確実性を飼いならす」 ルーシー・ジョーンズ「歴史を変えた自然災害」 数学者のイアン・スチュアートは、不確実性を...
偶然とリスクの諸相

マックス・ギュンター「運とつきあう 幸せとお金を呼び込む13の方法」

マックス・ギュンター「運とつきあう」。 同じ著者の「マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール」を読まれた投資家の方も多いのではないかと思う。 運をいかにつかむか?をテーマに13の技法をま...
偶然とリスクの諸相

高度化するリスク「原発×新型ウイルス=人工知能?」

リーマンショックや3.11後の原発事故を目の当たりにして、ウルリヒ・ベック「危険社会」をはじめ、偶然とリスクの諸相に関する本を読みあさった時期がある。 リスク管理は破局に無力/ジャン=ピエー...
偶然とリスクの諸相

人はなぜ運を軽視するのか?/ロバート・フランク「成功する人は偶然を味方にする」

統計数理研究所が実施している「日本人の国民性調査」の中で、「努力は報われるか?」という質問に対し、日本人の7割近くは「努力すればいつかは必ず報われる」と答えるという。 私たちは成功したときは自分の努...
偶然とリスクの諸相

合理性の上に成り立つ文明は虚構/木村敏「異常の構造」

リーマンショックや3.11後の原発事故を目の当たりにして、科学的な合理性とは一体何なのか? 信用に値するものなのか?と疑問に思い悩み、さまざまな本を読みあさった時期があった。 科学的な合理性でリ...
偶然とリスクの諸相

再現性の低い偶然が未来を決める

昨日昼ご飯を東京大学内のレストランで食べた。 東大には学食のほかにレストランがもりだくさん。 本郷キャンパスレストランマップ 訪れたのは椿山荘カメリア。 貴重な書籍を保管していた煉瓦倉庫を改造した...
偶然とリスクの諸相

意味と価値は世界の外側に/ヴィトゲンシュタイン「論考」6.41

20世紀の哲学書ベスト3は? と問われると多くの哲学者は、 ハイデガー「存在と時間」 ヴィトゲンシュタイン「論理哲学論考」 残り一冊何を選ぶか迷う と答えるのがおきまりなんだと...
名言・名文

愛とは偶然に対する信頼/アラン・バディウ「愛の世紀」

九鬼周造の「恋と偶然」つながりで出会った一冊。 フランスで20万部以上売れた哲学書なんだとか。 70歳を超えても愛で世界を語るとはさすがフランス。 私たちは定義づけのような同一性に基づく整理法で...
世界を読み解く方法

恋から読み解く、人と世界の関係性/九鬼周造「いきの構造」

日本文化論の古典として有名な「いきの構造」。 もちろん「いき」とは江戸時代の美意識「粋」だけど、 様々な読み方ができる、なんだか不思議な一冊。 九鬼周造は「いき」の特徴を3つに分けている。 説...
偶然とリスクの諸相

歴史上被害額が大きかった事故ワースト10

これまでに起きた事故の被害額が大きい順にベスト10。 福島については現在進行中で今のところ2位かな。 チェルノブイリ原発事故(2350億ドル/1986年) 福島第一原発事故(1000億ドル超?/2...
日本の神様と昔話

神仏習合/歴史・文化から見る日本のリスク感覚・4

3.11後にまとめた日本のリスク観。 歴史・文化から見る日本のリスク感覚 時の捉え方/歴史・文化から見る日本のリスク感覚・2 偶然の扱い方/歴史・文化から見る日本のリスク感覚・3 ちょいと必...
投資哲学を求めて

「パスカルの賭け」で投資の本質に迫る

投資とは「よりよい未来へ一票を投じる賭け」である。 「賭け」というと倫理的な悪(ギャンブル)が想起されるけど、 結果が分からないことを決断することは「賭け」にほかならない。 もし「賭け」でないと...
投資で創った人生哲学

上昇相場では誰もが天才である

表題はウォール街に古くからあることわざ。 私たちは偶然の成功を偶然のまま放っておくことができず、 過去の選択が必然的に現在へつながっていると幻想してしまう。 あるものが偶然と呼ばれるのは、われわれの...
パスカル「パンセ」

3.11が告げたリスク管理社会の終わり

日本は「核」を通じて2種類の破滅を経験したことになる。 ヒロシマは「悪」をなそうとして起きた道徳的な破滅 フクシマは「善」をなそうとして起きた産業的な破滅 21世紀の脅威は、あからさ...
偶然とリスクの諸相

20世紀の3大「できない」証明/不確定・不完全・不可能

バブルの形成と崩壊は経済・金融界にとってやっかいな問題。 果たしてこの問題は解決策が見つかっていないだけだろうか? 20世紀、私たち人類は様々な分野で驚くべき進歩をとげた。 でも、その一方で「限界があ...
偶然とリスクの諸相

初期条件に依存する未来/ポアンカレ「科学と方法」

「ポアンカレ予想」というのを聞いたことがある。詳しくは知らない。 ただ「偶然」や「未来予測」に関する古今東西の記述を探すうち、 数学者アンリ・ポアンカレの「科学と方法」という本に出会った。 偶然...
偶然とリスクの諸相

科学的な合理性でリスクは測れない/ベック「危険社会」

リスクの社会学といえばウルリヒ・ベック「危険社会」が出発点。 チェルノブイリ原発事故の直後に刊行されたから目立ってるんだね。 フクシマ後の日本へのヒントがないかな?と思って読んでいる。 「二...
偶然とリスクの諸相

盗難で一変した「モナ・リザ」の評価

レオナルド・ダ・ヴィンチの代表作「モナ・リザ」。 この絵が名画と呼ばれるようになったのは20世紀に入ってから。 ある事件が起きるまで、ルーブル美術館が所蔵する絵画の中では、 ラファエロやティツィ...
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