同じ著者の「マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール」
を読まれた投資家の方も多いのではないかと思う。
運をいかにつかむか?をテーマに13の技法をまとめていて、
各テーマの具体例に投資の話が多く、投資家には読みやすい内容だ。
私も投資を通じて「運」や「偶然」について探求してきたので、
著者の技法とリミックスして、以下にメモしておく。
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まぐれを実力と勘違いするな。自分が置かれた状況が運によって大きく左右されることをわきまえ、いざという時に逃げられるよう心がけろ。
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偶然を迎えにゆけ。適切なときに適切な場所に居合わすために、多くの人と出会う努力を。
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賭けなければ、幸運に巡り逢えない。リスクを見極め、行動せよ。
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欲張らず、引き際をわきまえる。ツキは長くは続かないものだ。
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損切りは運の選択だ。過去の経験や知識は時には足かせだ。潔く捨て、新たな幸運を探せ。
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人生に王道はない。高速道路を降りて、道しるべのない道を進むことで掴める幸運もある。
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たとえ信仰や迷信であっても、うまく利用して決断につなげて幸運をつかめ。
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負け方を学べ。最悪の事態を想定し、余計なリスクは避けろ。楽観主義者に勝利はない。
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不必要なおしゃべりは控えろ。過去の発言に縛られ、不測の事態に柔軟に対処できなくなる。
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何の教訓にもならない経験にしがみつくな。再現性の低い偶然が未来を決めるのだから。
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この世の無常を受け入れよ。無秩序や不公平を論じたり、自分を責めればさらなる不運に見舞われる。
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好奇心の羽を広げれば、幸運を手にする可能性が高まる。何か1つで不運に見舞われた時の保険にもなる。
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人生を劇的に変える運命の出逢いが存在する。可能性を高めるため、第2の方法を実践せよ。
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