人の心を通すと時の流れはゆがむ。
日常的なことで考えれば、時の流れを忘れるような体験の中にしか、
「今」という感動に満ちた時間は私たちに存在しない。
また、株式投資の視点からリーマンショック後1年間の感覚として、
投資家が感じる時間の長短は株価が動いた距離に比例している。
時間は誰にとっても同じ、唯一絶対のものなのだろうか?
物理学の分野で似たような疑問を理論化したのが、
アインシュタインだと知り、簡単そうな相対性理論の本を読んでみた。
- 相対性理論には「特殊~」と「一般~」の2種類がある。
- 「特殊~」が基礎理論で、「一般~」がそれを発展させたもの
- 動くものは、時間が遅くなり、長さが縮み、質量が増える
- 「特殊~」の功績は時間と空間を1つにまとめた(時空)こと
- “E=mc2“は質量&エネルギー保存の法則をひっくりかえした
- 観測者が加速度運動or物体に重力→時空がゆがむ
というようなことが書いてあった。
おそらく相対性理論という言葉の「相対」に重要な意味があり、
この世界は見る、見られるという関係の中で記述されるものなんだ。
時間の流れの速さは、誰から見ても変わらない「絶対的」なものではなく、
見る人の立場によって「相対的」に変わるものなのだから…
物理学の本を読み始めて1ヶ月だから、正しく捉えられたかは謎。
「相対性理論」を楽しむ本
(1998/12) 佐藤 勝彦 |
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