投資教育

しあわせのかたち

ショーペンハウアー「幸福論」で考える、投資家のあり方

バートランド・ラッセルの「幸福論」に続く、富と幸福に関する名著を読み直す2冊目は、 ショーペンハウアー「幸福について-人生論-」ドイツの哲学者、ショーペンハウアー(1788~1860)は、西洋思想史上...
投資教育

積立投資と自己投資の中庸

生産性は向上していても賃金横ばいの日本企業の構造を明かした、河野龍太郎「日本経済の死角」を読んで、ああやっばりと感じた。株式投資で奪われた給与を取り返す2017年に「投資を人に勧めたい訳」と題して3つ...
ラッセル&アランの幸福論

ラッセル「幸福論」で考える、富と幸福。

約十数年前の話。株式投資をはじめて9年ほど経ち、そこそこの資産を手にし、前年にリーマン・ショックも経験していたことも影響したのか、富と幸福をテーマに様々な本を読み漁った時期があった。 富と幸福(09/...
投資教育

バフェットさんのS&P500売りのニュースが酷い。一次情報を調べよう!

バークシャー・ハサウェイがS&P500を全部売った。これはバフェットさんが市場を割高に見ている証。巷ではニュースが注目されてあることを知り、資料を調べてみたら、あまりに事実とかけ離れていて驚いた。まず...
投資教育

30代前半までに投資をはじめたい

たまたま目にした金融庁の「NISA口座の利用状況調査」。これに統計局の人口推計を組み合わせると、NISA口座の保有割合が一番高い年代は30歳代だった。「投資をはじめるのに適した年齢は?」と問われたら、...
お薦めの本

投資関連の良書が増えたような。あの清原達郎さんの著書がついに!

株価の上昇傾向が続き、株式投資に注目が集まってくると、しょうもない投資指南書が本屋に平積みされはじめる。タイトルで「1億円」と煽ってくるのがその代表例。そんな光景を眺めながら、上昇相場の終わりを意識す...
投資教育

株は怖い。でも新NISAに興味はある。そんな人はどうする?

表題のようなタイプの方から相談を受けることになり、これはどう調理すべきか、頭の整理がてらメモメモ。新NISAが世間でどれくらい話題になっているのかは分からない。どれだけNISAがブームになろうと、間違...
投資教育

新NISA。投資をはじめる中高年が注意すべきこと。

来年からはじまる新NISA。証券会社のセミナーで立ち見が出るほど世間の関心が高いらしい。(※先日のポッドキャスト収録でrennyさんに教えていただいた)そんなに関心が高いなら、私が知人から相談を受けた...
投資教育

見聞を深めるための「世界の箱庭」投資

投資に関心を持った時、最初にどんな人や情報と出会うか? これがその後の人生を左右する可能性もあると考えている。マネックスの松本大さんが中学生からお薦めの投資法を尋ねられ、以下のように回答したらしく、こ...
投資教育

投資に値するアクティブ投信をどう探すか?

まず資産形成の土台はiDeCoやNISAでインデックスの積立投資。そして個々の社会的立場や関心、将来の目標に応じて、アクティブ投信や個別株への投資に広げていくのがいいのでは?という考え方を以前、以下の...
投資教育

世の中を変えるお金の使い方はいいけれど。

最近、若い世代の関心が高いこともあり、雑誌等で表題のような特集を見かけることが増えたように思う。でもなんだか違和感を覚えることがある。私の中では大前提として、個人の資産形成という土台があってこそ、社会...
投資で創った人生哲学

竹田和平「お金で幸せは買えないが、幸せでお金も買えない」

このブログのタイトル「投資を楽しむ♪」は、純粋な投資のブログだった頃は副題に付けていた、 「株式投資を通じて世の中を学んで楽しむ」 を短縮したもの。 知的好奇心が金銭欲に飲み込まれないよう自戒の意味も...
投資教育

個人投資家を育てることの社会的意義

今日発売の週刊エコノミスト2019年7月2号で、アクティブ投信がテーマにした、「rennyの備忘録」のrennyさん「セルフ・リライアンスという生き方」の下山さんとの座談会に、私も混ぜてもらった。私は...
投資教育

株式投資が大衆化するために不足している教育

50年前に松下幸之助がこうあって欲しいと願った、「株式の大衆化で新たな繁栄を」。残念ながら今でもこうした理想にはほど遠い。そして最近では金融庁が「年金足りないから自分でがんばって」とレポートを発表して...
投資教育

投資をはじめるのに最適な時期は?

とある会社の若手社員のランチ会に呼ばれていろいろ話をしてきたら、「投資を社会をよく知るためのツールにして、お金を使って勉強して楽しんでいいものなのだと気がついた。」という感想をいただいた。投資を通じて...
投資教育

松下幸之助「株式の大衆化で新たな繁栄を」1967年の論文

今日開催の「マネックス・アクティビスト・フォーラム」で、レオスの藤野さんが紹介していた松下幸之助の論文。松下幸之助「株式の大衆化で新たな繁栄を」株式投資の社会的意義が明確に示されており、これは一読の価...
投資哲学を求めて

ノブレス・オブリージュとしてのアクティブ投資

今日発売の週刊エコノミスト2019年4月23日号に掲載のコメントで、 「用途に応じて、インデックスとアクティブを使い分ければいい。」という部分について、もっと語りたいので補足。 インデックス投資とアク...
投資教育

問答集・番外編(インデックスとアクティブの間)

地元の自営業のみなさんとお昼ご飯を食べながら、投資や経済について私が質問攻めに合う月に1度の会(2月28日実施)。 今回は普段とは逆に、私からこんな問いかけをしてみた。 「投信ブロガーが選ぶファンドオ...
お薦めの本

若いうちに投資を経験すべき理由/村上世彰「いま君に伝えたいお金の話」

約10年前に「村上ファンド」と称され世間を賑わした村上世彰氏。当時は「物言う株主」として経営者から煙たがられ、悪いイメージをつけられた。しかしここ数年で、 投資家に企業との建設的な対話を促す「スチュワ...
講演・取材メモ

鎌倉投信の初心者向け勉強会に参加

昨日は妻にねだられて、鎌倉投信の初心者向け勉強会へ引率。近く地元の自営業の方向けに資産形成の相談会みたいなこともするので、この機会に投資信託について基本から学び直そう!と臨んだ。これまで電話やメールな...