昨日は妻にねだられて、鎌倉投信の初心者向け勉強会へ引率。
近く地元の自営業の方向けに資産形成の相談会みたいなこともするので、
この機会に投資信託について基本から学び直そう!と臨んだ。
これまで電話やメールなどで寄せられた次のような相談を受けて、
初心者向け勉強会を開催することにしたとのことだった。
- 理念に共感して口座を開設したが投資に踏み出せない。
- 下落局面で投資を続けるのが不安になってしまう。
講師は鎌倉投信の新卒社員第一号の齋藤さんで、
解説された内容はおおよそ以下の通りだった。
- 販売会社・運用会社・信託銀行の関係
- 基準価額の算式
- 分配金
- 税制(特定口座やNISA制度)
- リスク低減方法(分散投資・積立投資・長期保有)
- 投資の目的を考える
学んだこと
まもなく投資歴20年ゆえ、場違いすぎて恥ずかしかったが、
結婚後はじめて夫婦揃って鎌田さんにお礼が言えてよかった、
という話はおいといて、今回参加して勉強になったこと。
収益分配金の適正課税
投資信託は分配金を出さないのが一番と思い込んでいたが、
ファンドが投資先企業から配当金を受け取った時は非課税なので、
適正課税の観点から基準価額を状況を見ながら分配すべきとのこと。
また悪名高かった毎月分配型投資信託に代わって、
最近では投信の自動解約サービスを提供する金融機関もあるのだとか。
あとで調べてみたらSBI証券にそんなサービスがあった。
株主優待制度の問題
ファンドが株主優待制度がある企業に投資していた場合、
信託銀行に優待品が届き、換金が容易なものは換金され、
基準価額に上乗せされるといった仕組みになっている。
ただ食料品などの優待品は廃棄せざるを得ないこともあるのだとか。
運送業界のパンクが深刻化していることもあり、各社見直しが必要だ。
事業と関係のないお米等を優待品にするのはもってのほかと言えるし、
自社の商品を一律配送している場合は、割引販売へ切り替えるべきだろう。
株主優待品からも社会全体が見えている企業かどうか見極められそうだ。
投資期間別に見た日本株の年平均収益率
配布資料の中で紹介されていた、
投資信託協会のウェブサイト掲載の図が興味深かった。
短期間で株価が急上昇する企業を運良く掴んだ時、
足るを知る水準がどの程度なのか参考にしたい。
https://www.toushin.or.jp/investmenttrust/specialist/vol_03/
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