投資に関心を持った時、最初にどんな人や情報と出会うか?
これがその後の人生を左右する可能性もあると考えている。
マネックスの松本大さんが中学生からお薦めの投資法を尋ねられ、
以下のように回答したらしく、これはいいな!と感じた。
「いまは、投資がすごく簡単にできるようになっています。投資信託を100円から買える証券会社もあります。ということは、5000円あれば50種類の投信が手に入ります。そこで、5000円で、米国や中国、ヨーロッパなどさまざまな国の、ハイテクや金融、機械、電気やガスといった公共サービスなどさまざまなジャンルの投信を買ってみてください。するとね、5000円でミニ世界というか、「世界の箱庭」がつくれちゃうんです。この箱庭を眺めていると、毎日値が変わる。当然それには理由があります。どこかで戦争が起きたからとか、こういう経済指標が発表されたからとか、ある企業が技術革新に成功してそれが発表されたからとか、政治情勢が動いたからとか。そういうものに興味を持って、自分でも調べて、考えているうちに、だんだん世界全体が見えてきます。占い師が持っている水晶玉よりももっとクリアに、この箱庭を通して世界の動きが見えてくるようになります。」(プレジデント・オンラインより)
これから投資を始めようとする人へのアドバイスといえば、
全世界の株式インデックスへの投資を勧める人がほとんど。
でも私は好きじゃない。
投資の目的が単なるお金儲けから広がらない気がするから。
松本さんの勧めるこの方法であれば、
投資を通じて見聞が広がり、人生の可能性も広がっていく。
私が勧めたいのは、こういう形の投資なのである。
今回この話からふと気が付いたことがひとつ。
学びに繋がらないと毛嫌いしていたインデックス投資も、
セクター別や国別のETF投資であれば箱庭観察にいいかも。
たとえばこれまで投資をしてこなかった国や産業に目を向けるため、
- 金融…Vanguard Financials ETF, iShares Global Financials ETF
- エネルギー…Vanguard Energy ETF, iShares Global Energy ETF
- 中国…iShares China Large-Cap ETF
といったあたりを利用してみようかなと考え中。
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