近年の日本は、女性の活躍度合いが低い!と世界から怒られてるけど、
千年単位で歴史を見直すと、日本ほど女性が活躍した国はないと思う。
今日の「恋する日本史 やまとなでしこ物語」は、
戦国~江戸時代初期と幕末に活躍した女性を中心に50人、
尽くす女、賢い女、はかない女、支える女、しのぶ女、包む女、やりとげた女
の7パターンに分け、その人生を1人4ページで紹介した本。
ちなみに、織田信長にも出会った、宣教師ルイス・フロイスは、
「われらにおいては、女性が文字を書く心得はあまり普及していない。日本の貴婦人においては、その心得がなければ格が下がるものとされる。」
---松田毅一&E.ヨリッセン「フロイスの日本覚書」
この時代の日本女性の優秀さを証明する、貴重な証言を残してくれている。
古来より和歌であったり、清少納言「枕草子」や紫式部「源氏物語」など、
海外では歴史に女性の名前が出てこない時代から、日本の女性は…あれ?
今、言われてる「社会で活躍」は「歴史に名を残す」とイコールなのかな?
なんか違う気がする。今日紹介の本の女性も政治の中心人物ではないし…。
男性と同じ地位で同じ仕事をしていないと、女性が活躍しているとは言えない、
みたいな、今の画一的な風潮はどうなんだろ?と首をかしげてみる。
CSRレポートから女性の活躍度合いを拾って、検討対象とする私の投資法も…
うーん、ちなみに私がこの先、結婚することがあるとしたら、
相手の女性はバリバリ働くタイプじゃないだろうね。それは関係ないか(笑)
しかし、こんな恥ずかしい表紙の本から、ずいぶん考えが広がったものだ。
恋する日本史 やまとなでしこ物語 (2010/09/11) 山名 美和子 商品詳細を見る |
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