任天堂の株主になりたい!とすっかり影響を受けてしまった。
一時のような完全なバブルは過ぎたようなので、ちょうど興味を持ってたとこ。
買うならまずはミニ株。手数料的にはマネックス証券が一番おトクだ。
→ミニ株と単元未満株 取扱い証券会社と手数料一覧 (株をはじめる前に読むブログ)
この本で特に目をひいたのは、任天堂の事業展開と経営理念の話。
情報端末としても認知されはじめたDS、今後の事業展開は?
任天堂のゲーム機はゲーム以外の目的で活躍しはじめ、任天堂の事業領域は一見、広がっているように見える。だが任天堂は、あくまでも「ゲーム屋」であることにこだわり、すべては「人々にゲーム機に触り続けてもらうためにやっている」と、強調する。そして、ゲーム以外の目的に集中することもない。(P143)
そういえば任天堂のHPに企業理念ってないな?と気になってたところ、、、
娯楽に徹せよ。独創的であれ。必需品と区別しろ。身の丈を知れ…。山内の教えが、任天堂の企業文化を醸成し、山内から岩田らへ言葉が継がれている。であれば、なぜ社是や社訓、企業理念として明文化し、全社員と共有しないのか。
それは、山内が言うように、山内自身が企業理念という言葉を嫌い、明文化したものが必要な経営者は大成しないという考えの持ち主だからである。
ここに岩田は自分なりに解釈した、もう1つの回答を加える。
「社是、社訓の通りに動いていたら人々(お客さん)は飽きてしまうから」
よそと違うことをしなさい、人は同じことを続けたら飽きてしまう、環境の変化に対して柔軟でありなさい、過去に成功した方法が未来に通じるとは思ったらいけない…。
要は独創的であれと言われているのに、こうしなさいという文章を忠実に守るのはおかしい、という岩田の理解だ。(P242)
こんな感じで、任天堂のこと調べたければ絶対に読んでおきたい一冊。
任天堂 “驚き”を生む方程式 (2009/05/12) 井上 理 商品詳細を見る |
コメント
著者の名前が違う。
ご指摘ありがとうございました。