世界と日本の経済史

世界と日本の経済史

国の豊かさに経済成長が不可欠なのだろうか?

1954年生まれの安部首相に「成長戦略」と言われても、1978年生まれの私になんかピンと来ないのは生きた時代が違うから。 経済成長に対する世代間ギャップ 日本経済の最近60年をザックリ輪切りすると、 1950~70年…高度経済...
お薦めの本

世界システム論を支持するなら、新興国への投資は必要なし。

確定拠出年金をはじめるにあたり今一度、考え直しているのが、ポートフォリオに新興国株式を入れる必要があるかどうか。インデックスファンドに投資することになるからね。 新興国へ投資してこなかった理由 BRICsが話題になった頃、サッカー好きだ...
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中国を百数十年の闇に落としたイギリスのアヘン貿易

歴史を振り返るとイギリスという国は恐ろしい。自国の利益のためであれば、悪事に手を染めてきた歴史がある。 イギリスの策略にはめられた代表的な国のひとつが中国。アヘン戦争(1840~42年)を機に中国全土がアヘン中毒者だらけに!大国の座から転...
お薦めの本

幕末の円ドル通貨戦争/佐藤雅美「大君の通貨」

幕末開国後の為替レートの問題を描いた歴史小説。 事の発端は幕府が海外の圧力に押し切られ、 貨幣の重量に基づいて、1ドル貨幣:一分銀=1:3と決めてしまったこと。本来、公正な交換レートを定めるのであれば、一小判:一分銀=1:4(日本国内での交...
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黄金比が語るドル円相場の転換点

昨年2月に紹介したドル円相場について補足。 黄金比「1:1.618」に近い162ヶ月周期なのかどうか… ここから「次の転換点は13年半後か!」と考えるなら、 円安トレンドを支える材料は豊富なので、当たるかもしれない。 ちなみにマリオ・リヴ...
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コーヒーとブラジルの経済史

どういう訳か止まらなくなってしまったコーヒー語り。 イギリス、フランスと続いたコーヒーの歴史・3部作のラストは、 コーヒー豆の産地と言えばここ、ブラジルの話で終わりにしよう。 ナポレオンの大陸封鎖令とコーヒーの縁は他にもあった。 こ...
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コーヒーがもたらしたフランス革命とナポレオン失脚

前回に引き続き、歴史を動かしたコーヒーの話だよん。 フランスにコーヒーがやってきたのはルイ14世の時代(1643~1715)。 オスマン・トルコが外交手段としてコーヒーを献上したのがきっかけ。 だからフランスではヴェルサイユの貴婦人を...
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コーヒーは大航海時代のGoogle

戦国時代、信長は家臣の関心を土地から茶器へと転換させた。 名器でいただく一服のお茶が戦国の世を動かす原動力になっていた。 でもスケールの大きさでは、茶道はコーヒーにかなわない。 コーヒーは当初、今のような嗜好品ではなかった。 飲むと...
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日経トレンディ・ヒット商品番付ベスト30 1987~2011年

毎年年末に発表される日経トレンディのヒット商品番付ベスト30。 1987年の創刊以来の完全データがネット上に転がってなかったから、 去年、広尾の図書館でとってもアナログに収集を試みた。 私が一人で隠し持ってても仕方ないから、欲しい方は持って...
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お金の使い方を間違えた日本。今後は…

日本の国全体の貸借対照表が見られるのは知ってるかな。ありかは内閣府の国民経済計算確報のストック編・総合勘定。資産から負債を引いたものを「国富」なんて表現をしている。 2009年末で日本の国富は2,712兆円なんだって。金額大きすぎてピンとこ...
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ヴェネツィア 衰亡の要因/高坂正尭「文明が衰亡するとき」

日経朝刊1面に、高坂正尭「文明が衰亡するとき」が引用されてたね。繁栄を謳歌したヴェネツィアの衰亡が、今の日本に似てる?っ文脈だけど、少ししか紹介されてなかったから、P116~157を再読して図にしてみたよ。
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GDP個人消費-ファッション&レジャー消費(1980-2008)

1980年以降のGDPの個人消費データをいじっていて(後半にグラフあり)、 ファッション(被服・履物)にかけるお金はだいぶ前から減少傾向 レジャー消費(娯楽・レジャー・文化)の伸びが目につく 以前、浜矩子氏のコラム「ユニクロ栄えて国滅ぶ」...
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就業者数から見た成長産業

総務省統計局のデータがおもしろいから、いろいろダウンロードして遊んでる。この変なマイブームは、ハレー彗星のように、何ヶ月かに1度やってくるらしい。 今日は「労働力調査」のデータで、就業者数から見た成長産業を探してみた。直近のデータが201...
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電気自動車と自動車部品会社の未来

「電気自動車の普及 → 多くの自動車部品が不要 → 自動車部品会社の終わり」 世間ではこんなストーリーが成り立っているようで、首をかしげすぎて捻挫しそう。まず決定的におかしいのが、時間的な感覚。まるであと2,3年で自動車の半数が電気自動車に...
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英語、IT、会計が三種の神器。会計は…なぜ???

英語、IT、会計が、社会人の三種の神器、みたいに言われて久しい。でも「英語、ITは分かるけど、会計はなぜ?」と聞かれてうまく答えられない。最近は「ちょっと切り口は違うけど…」と会計史の話をしている。※元国税庁長官の大武健一郎さんの講演会で聞...
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経済・産業の中心が西へ移動中?

なんとなくな話なんだけど、経済・産業の中心が西へ動いているような?バブル崩壊までは、東京を中心とした首都圏に経済・産業の中心があったけど、その後はトヨタやホンダの自動車産業がある東海地方へ移動。で最近、次世代エネルギーについて調べていると関...
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日本の内需拡大は実現するか?

日本経済は輸出に頼りすぎだから国内消費を増やさないとダメ!とは、もういつ頃からか分からなくなってしまったほど、なが~く主張されてる。私は日本人の頭から年功序列の亡霊が完全に抜けないかぎり無理だと思う。昔は年齢に比例して給料が増えていったから...
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シェア拡大のチャンス! 上杉謙信なら?

大河ドラマで直江兼続が主人公なせいか、世間では上杉謙信が人気らしい。上杉謙信といえば「敵に塩を送る」って話が有名。なんてとこから考えた。企業にとって、自社製品の市場シェアが大きいことは嬉しいこと。もし自社と業界を二分するライバル企業が、天災...
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日本の正味財産(国富)の推移

内閣府が13日発表した2007年度の国民経済計算(確報)によると、土地や建物などの資産から負債を差し引いた国の正味資産(国富)は07年末時点で2794兆5千億円と、前年末に比べて2.3%増えた。(08/02/14 日経新聞朝刊)あれまぁ、そ...
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世界地震ハザードマップ。ドバイがヤバイ?

NHKスペシャルの沸騰都市ドバイを見て以来の疑問。ドバイに地震はないのか?以前も書いた超高層ビル、ブルジュ・ドバイがどうにも気になるわけだ。Global seismic hazard map なるものがここのページにある。これは、国連が19...