日本経済は輸出に頼りすぎだから国内消費を増やさないとダメ!
とは、もういつ頃からか分からなくなってしまったほど、なが~く主張されてる。
私は日本人の頭から年功序列の亡霊が完全に抜けないかぎり無理だと思う。
[給料に関するテキトーなイメージ図]
昔は年齢に比例して給料が増えていったから、将来の収入がだいたい分かる。
年金不安もなかったから、計画をちゃんと立てれば、気軽にお金を使えた。
しかし、バブル崩壊とともに年功序列の給与制度も崩壊。さらには年金不安。
将来の収入が不透明になる中、お金を使い方が分からなくなって頭がパンク。
将来が不安だからとりあえずお金を貯める、というのが今の日本人。
そんな流れでデフレスパイラル※にもなっちゃった。
将来不安が解消されないかぎり、内需拡大はあまり期待できない。
またインフレターゲット論(物価を強制的に上昇させる)が復活しそうな予感も。
最近では、短期間でガーンと稼いであとはのんびり(上の緑線)みたいな
勝ち逃げタイプも登場し、これまた手に入れたお金を徐々にしか使わない。。。
※デフレスパイラルはこんな感じ
みんながお金を使わないから、モノが売れなくなる
→売れないから、仕方なく商品の値段を下げる
→値下げした分、会社の利益が減って、社員の給料も減ってしまう
→家計が苦しくなるから、ますますモノを買わなくなる
→さらに景気が悪くなって、モノが売れなくなる
→売れないから、もっと商品の値段を下げる ・・・・・繰り返してぐるぐる
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