食文化と美食探訪

食文化と美食探訪

菊乃井の村田さんが語る、正しい松茸の土瓶蒸し。

結婚記念日に赤坂・菊乃井で晩ご飯。京都の本店と赤坂店を往き来する村田吉弘さんが、赤坂店に立つ日に当たり、松茸の土瓶蒸しについて教わったことをメモ。松茸の土瓶蒸しの由来は、松茸の産地丹波の郷土料理が原点...
お薦めの本

木乃婦主人、髙橋拓児が語る八寸、造り、御椀の美学

テーマに興味がある時に参加している「脳の世紀シンポジウム」。今回は「食と脳」がテーマだから、私が行かなくて誰が行く?!特別公演は京都の料理屋「木乃婦」主人の髙橋拓児さん。2013年出版の著書「10品で...
めくるめく和歌の世界

夏越の祓の和歌

旧暦の6月30日、現在の8月上旬~中旬に行われた 「夏越の祓」(なごしのはらえ)。 気候的にはちょうど今ごろ行われた行事だ。本来は「年越の祓」とセットで、水無月の 夏越の祓い する人は 千歳の命 延ぶ...
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紅茶に砂糖を入れるのは下品?

料理に砂糖を使わないようにしている。かつて北大路魯山人が、 「砂糖は劣食品を瞞着する秘密を持っている。」と言ったように(瞞着とはごまかすこと)、砂糖や油が多めの料理は貧しかった時代に見栄を張るのが目的...
お薦めの本

地学と美食の魅惑のコラボ/巽好幸「和食はなぜ美味しい」

巽好幸「和食はなぜ美味しい」。副題に「日本列島の贈り物」とあるように、豊かな和の食材は地震や噴火と引き替えに得たものだった!マグマ学者が新たな気付きを与えてくれた一冊。今年読んだ本の中で一番おもしろか...
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天ぷら「みかわ」早乙女哲哉 古稀記念講演会

「みかわ是山居」の早乙女哲哉氏の古稀記念講演会が東京大学で開催された。先月、早乙女氏の著書を読み、初めてお店を訪れ、その天ぷらに感動。勢いそのままに講演会へ突撃。前日の魯山人シンポといいグルメ講演日和...
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魯山人シンポジウム「日本の食文化を巡る、その美しき対話」

昨日参加したシンポジウムの講演メモ。山田和(父親が魯山人と親交のあった作家)一品ずつお客に提供する形は魯山人の発案。それ以前はお膳に全部のせて出していた。 魯山人の器は観賞用ではなく、料理をもった時に...
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天ぷらの起源はササン朝ペルシアに?!/ダン・ジュラフスキー「ペルシア王『天ぷら』がお好き?」

天ぷらを調べる中で出会った一冊、 ダン・ジュラフスキー「ペルシア王『天ぷら』がお好き?」。 原題は"The Language of Food"(食の言語学)。 日本人の書いた本で天ぷらの起源を調べると...
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江戸時代の天ぷらはどんな油で揚げていたのか?

調理に大量の油を必要とする天ぷら。何油をどのように調達していたのか?今のところ詳しいことは分かっていないようだ。油の流通網については、古来より寺社に大量の燈油の需要があったため、荏胡麻から作製した油を...
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天ぷらの歴史と名店の系譜を調査中。

先週末に早乙女哲哉さん「天ぷら道楽」を読んで、天ぷら名人として名高い著者の店「みかわ是山居」を予約。せっかくだからこれを機会に天ぷらについて調べている。長くなりそうなので集めた情報をいったんメモ。まず...
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清少納言も食べた「かき氷」

無類の「かき氷」好きの妻に連れられて、11月にもかかわらず谷中の「ひみつ堂」を訪問。この店のかき氷は日光三ツ星氷室の天然氷で作っている。人口の氷池に天然水を引き込み自然に氷らせ、手作業でゴミやホコリを...
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買ってよかった料理本ベスト3

努力と成果が正比例する料理の世界。高校の期末テスト以来の快感にすっかりはまり、週に3回はだしをひいて料理をする気合いの入れよう。興味を持つと振り切れてしまう体質がここでも勃発!レシピ本を読みあさり、実...
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おむすび文化論。「おにぎらず」では霊力が足りない!

かつて米粒には稲の霊力(稲魂)が宿ると信じられていた。そんな米粒を凝縮した餅や酒は霊力が宿る特別な食べ物。たとえば正月は「歳神(年神)」を迎え入れるための行事。やってきた歳神が御魂(その年の命)を配る...
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料理で悟りを開く? 人生最高の知的格闘に挑む!

料理を習い始めた去年の11月から約10ヶ月。8月から家でも本格的に料理を作りはじめた。ごくごく当たり前のことだけど、手間をかけた分だけ、美味しい仕上がりになる!ことにとても感銘を受けている。努力と成果...
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ホテルニューグランド初代総料理長、サリー・ワイル。

氷川丸から陸側に向かって視線を向けた先には、日本の食文化を語る上で欠かせないホテルがある。ホテルニューグランド。関東大震災で壊滅的な打撃を受けた横浜市。その復興のシンボルとして、1927年に現在の地に...
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科学的に正しいだしのひき方

興味を持ったら、とことん突き詰める。それが私の生き方。でも今さら料理の腕を極めることは難しい。そこで着目したのは料理の科学だ。 料理がサルをヒトにした/スザーナ・エルクラーノ=アウゼル 香りが味わいを...
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航路が決めた、関西の昆布だし、関東の鰹だし。

そばやうどんのだし汁の地域差と言えば、関西はこんぶ、関東はかつお節という話になる。東京に老舗のかつお節専門店はあるけど、こんぶは見当たらない。そういえば大阪「こんぶ土居」の「十倍だし」を探しているのだ...
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「辻留」辻義一が語る魯山人の美食

近く赤坂の「辻留」へご飯食べに行くので、ご主人の辻義一氏の著書を読みあさっている。20代の頃、北大路魯山人のもとで修行をしていて、そのとき心に響いたという魯山人の言葉が興味深い。※「魯山人と辻留 器に...
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自分で鰹節を削ると、味噌汁が味わい深い。

鰹節を削ってみたい!って夢が実現。削り器はあったけど、鰹節本体を見つけるのに苦労した。全然キレイに削れず、これじゃ魯山人に怒られちゃう。「どんなふうに削ったのがいいだしになるかというと、削ったかつおぶ...
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玉子焼きをつくり、卵料理の歴史も調べた。

玉子焼き器を買って、玉子焼きを作った。思いがけずキレイにできて、もしかして才能あり?調べてみると卵料理の歴史は意外と浅い。これには仏教の教えが影響しているのだろう。奈良時代の仏教説話を集めた「日本霊異...