古典に学ぶ人生論 人間死ぬまでは、幸運な人とは呼んでも…/ヘロドトス「歴史」 その死によって美学が完成する、西行の人生を追いかけていると、ヘロドトス「歴史」のソロンの言葉を思い出す。※全文は末尾に「人間死ぬまでは、幸運な人とは呼んでも幸福な人と申すのは差し控えねばなりません。」... 2012.01.31 古典に学ぶ人生論
道元「正法眼蔵」 生死の悩みから離れるために/道元「正法眼蔵」 枯山水から「禅」と遭遇し、道元の「正法眼蔵」と格闘中。とにかく長い。人はどうすれば生死の悩みから離れることができるのか?そんなことを論じた「生死」の巻が目にとまったので軽く紹介。道元は生死の悩みから離... 2012.01.20 道元「正法眼蔵」
古典に学ぶ人生論 技術革新と機心(荘子) 「荘子」外篇・天地第十二に出てくる「機心」って聞いたことあるかな。「機械有るものは必ず機事あり。機事有るものは必ず機心あり。機心胸中に生ずれば、則ち純白備わらず。純白備わらざれば、則ち神生定まらず。神... 2012.01.10 中国古典古典に学ぶ人生論
兼好法師「徒然草」 叶わぬ恋ゆえの無常/徒然草に秘められた想い 徒然草の主題は「無常」だけど、その心は宗教的なものではなく、 今この時を生きる大切さを説いたもの。→前回紹介した記事へ では、兼好の無常観はどこから生まれたのか? あまり語られることのない、徒然草の悲... 2012.01.09 兼好法師「徒然草」古典に学ぶ人生論
古典に学ぶ人生論 花は散るからこそ美しい/世阿弥「風姿花伝」 能の魅力を「花」に例えた世阿弥の能楽論「風姿花伝」。「時分の花」に惑わされず「まことの花」を目指せ、と説いた部分は、人生論として捉えることもできることは、以前紹介したとおり。→ 世阿弥の人生論-風姿花... 2012.01.08 世阿弥「風姿花伝」古典に学ぶ人生論
兼好法師「徒然草」 生きてある日は今日ばかり/徒然草の死生観 今月のNHK「100分 de 名著」が、なんと我が愛読書「徒然草」。これは私もテレビ番組に負けじと語らずにはいられない!この作品の根底を貫く主題は「無常観」。兼好「法師」とは呼ばれるが、彼の無常観は宗... 2012.01.06 兼好法師「徒然草」古典に学ぶ人生論
兼好法師「徒然草」 孤独と向き合う/徒然草12、13、75、134段 人は本来孤独なもの。そんな事実に目をそらすには好都合なものが今の時代にはたくさんある。たとえばSNSような、夢幻か現実か分からない人とのつながり。。。昨年の漢字に「絆」が選ばれたり、経済で言うところの... 2012.01.02 兼好法師「徒然草」古典に学ぶ人生論
兼好法師「徒然草」 つれづれ(徒然)に込められた人生観/徒然草75段 「つれづれなるままに、日暮らし、硯に向かひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。」言わずと知れた、吉田兼好「徒然草」の序段。「つれづれ」は「することが... 2011.12.28 兼好法師「徒然草」古典に学ぶ人生論
お薦めの本 新渡戸稲造「逆境を越えてゆく者へ」 新渡戸稲造が自らの人生哲学を説いた「修養」「自警」から、「苦難の時をいかに生きるか」をテーマに編集、現代語訳にした本。新渡戸の著書は「武士道」しか読んだことないから、ちょうどよかった。世の中には思い通... 2011.12.05 お薦めの本古典に学ぶ人生論
道元「正法眼蔵」 月に全宇宙を見た道元/正法眼蔵「都機」の巻 「諸月の円成すること、前三々のみにあらず、後三々のみにあらず。」ではじまる「正法眼蔵」の「都機」の巻。「つき」と読み、月のことだ。月が好きな私には、見逃せない巻なのだ。釈迦の「仏とは虚空であり、水中の... 2011.11.19 名言・名文道元「正法眼蔵」
古典に学ぶ人生論 森信三「人生二度なし」 久しぶりに森信三「修身教授録」を手にとった。「修身」っていうのは戦前の学校で行われていた「道徳」の授業のこと。なんとなく「人生二度なし」って章に吸い寄せられて…「この肉体が朽ちるとともに、同時にその人... 2011.10.27 古典に学ぶ人生論
日本の美意識 道元「正法眼蔵」と枯山水をつなぐ 枯山水の背景を追いかけたら、禅僧・夢窓国師の山水思想に行き着き、禅の歴史をさかのぼったら、道元の山水一如の精神があらわれた。そんな流れで道元が遺した大著「正法眼蔵」に手をつけてしまった。まずは表題にひ... 2011.10.23 日本の美意識道元「正法眼蔵」
古典に学ぶ人生論 聖徳太子の人生観(十七条憲法から) 昨日に引き続き、聖徳太子の「十七条憲法」から。まずは第九条。「信はこれ義の本なり。事毎に信あれ。それ善悪成敗はかならず信にあり。」この当時の「信」の一文字をどう表すのが正しいのか分からないけど、何事も... 2011.10.16 古典に学ぶ人生論
古典に学ぶ人生論 日本の無常感は聖徳太子から 藤原鎌足、不比等のあたりで、それ以前の歴史が書き換えられたらしく、実在したのかが謎な聖徳太子(最近の教科書では「厩戸王」が正式名)。冠位十二階(603年)、十七条憲法(604年)を制定にたずさわり、ま... 2011.10.15 古典に学ぶ人生論
兼好法師「徒然草」 人の心はうつろいやすい/徒然草26段 人の心はうつろいやすい…。しみじみと感じたとき、徒然草の26段が深い。「風も吹きあへずうつろふ、人の心の花に、馴れにし年月を思へば、あはれと聞きし言の葉ごとに忘れぬものから、我が世の外になりゆくならひ... 2011.10.07 兼好法師「徒然草」古今和歌集古典に学ぶ人生論
古典に学ぶ人生論 夢と現実のあわいで 季節外れの花火を静かに眺めながらぼんやりと。去年の今ごろ夢見てた未来は、何1つ実現しなかったな、って思い出す。でも、心身ともに壊れた年初のゴチャゴチャを振り返れば、今もこうしていられることを「ありがた... 2011.10.01 古典に学ぶ人生論
古今和歌集 紀貫之の和歌で詠む七夕の心 あと10日ちょっとで七夕がやってくる。みんなは何を願うのかな。今日は紀貫之の和歌で、恋と七夕についてつづってみよう。まずは和歌と七夕の関係をごく簡単に。七夕は、すでに「万葉集」の時代から、さかんに歌に... 2011.06.25 古今和歌集古典に学ぶ人生論
古典に学ぶ人生論 人生、あっという間だから とある平安貴族(在原業平?)の恋を中心に描かれた「伊勢物語」。その結びの第125段から。むかし、男、わづらひて、心地死ぬべくおぼえければ、 ついに行く 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざり... 2010.12.28 古典に学ぶ人生論
兼好法師「徒然草」 豊かな人生とは/徒然草123段 今週は今日だけでいくらお金が増えたのかな?と胸躍る瞬間もあったけど…すぐにむなしくなり、数字に踊らされていることに悲しみを覚えた。お金が少し増えたところで何も変わらないから。豊かな人生って、一体なんな... 2010.11.20 兼好法師「徒然草」古典に学ぶ人生論
古典に学ぶ人生論 水を好んだ「老子」の教え 昨日、引用した老子の78章について、その前の部分も紹介すると、 この世の中には水よりも柔らかでしなやかなものはない。 しかし堅くて強いものを攻めるには水に勝るものはない。 水本来の性質を変えるものなど... 2010.07.20 中国古典古典に学ぶ人生論