生物と生命の不思議

NO IMAGE お薦めの本

心が通じ合うとは、相手の言葉が予測できること?/池谷裕二「できない脳ほど自信過剰」

脳科学の論文を紹介したコラムをまとめた 池谷裕二「できない脳ほど自信過剰」 このなかで一番興味深かったのは、 「気が合う」を科学的に解明しようとする研究者の論文。 ...
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脳の進化にまつわる誤解。ポール・マクリーン「三位一体脳モデル」の間違え。

デイビット・J・リンデンの「 脳はいいかげんにできている」。 ふと同じような話を昔読んだことがあるような?と調べていたら、 脳の見方に関するありがちな間違えに気付かされた。 脳は3段アイスのようなもの? 「人間の脳は、三段...
生物と生命の不思議

フライングの脳科学。人は何秒で反応できるか?

織田一朗「時計の科学」を読んでいて、ふと気になる記述があった。 「国際陸連がフライングの規定を「1000分の100秒」に設定した根拠は、生理学の古典的な論文の「人間が外的刺激を感知し、大脳が判断して、身体が反応するのに必要な時間は、最低1...
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DNAの98%を占める「非コードDNA領域」が生命の鍵を握る

まず遺伝子の話は用語がいつも分からなくなるのでメモしておくと、 生物に書かれている情報を一冊の本に例えると、「DNA」はインク、「染色体」は本、「遺伝子」は書かれている内容の中でタンパク質に触れている部分で、「ゲノム」が書かれている内容全...
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母のくびれが子の知能を決める?/越智啓太「美人の正体」

外見の良し悪しが人生の良し悪しを左右する!という不都合な事実をつづった本をまとめて読んでいる。 見た目で生涯所得に3400万円も差が出る!/ダニエル・ハマーメッシュ「美貌格差」 成功するCEOは顔の幅が広い?/マシュー・ハーテン...
NO IMAGE 投資や経済の話題

成功するCEOは顔の幅が広い?/マシュー・ハーテンステイン「卒アル写真で将来はわかる」

会社の未来を予測をするには、あれこれ分析をするよりも、CEOの顔の形に注目した方がいい、という驚くような研究結果が、 マシュー・ハーテンステイン「卒アル写真で将来はわかる」 という本に示されていた。 対象の会社について知識がない人...
生物と生命の不思議

脳や遺伝子の解析が進むと刑法はどう変わるのだろう?/バーバラ・オークレイ「悪の遺伝子」

労働法の授業中に「ウォール街のランダムウォーカー」に夢中で単位を落とし、危うく卒業できなくなりかかった過去を持つ私だか、一応は法学部出身。 脳や遺伝に関する本を読んでいると疑問に思うことがある。 構成要件該当性 違法性 責任...
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サヴァン症候群・共感覚と私自身の謎

最近、共感覚に興味を持って下記のような本を読みあさっている。 ダニエル・タメット「ぼくには数字が風景に見える」 ジェイソン・パジェット「31歳で天才になった男」 岩崎純一「音に色が見える世界」 リチャード・サイトウィック&...
世界の名言・名文

人生とは星を見つけ、星座をつむぐこと。

荻原井泉水(1884~1976)のエッセイ「星を拾う」より、俳人である著者が自選の句集を編集する中でふと思い出した言葉。 「人生というものは塵芥の中から宝石を見出すということである。」 そしてその宝石を夜空の星に見立てて、そこに星座...
生物と生命の不思議

唐辛子の生存戦略。その辛さは本来、鳥へのラブコール。

昔は「ハバネロ」が世界一辛い唐辛子と聞いたような気がする。今はその数倍の辛い「キャロライナ・リーパー」という品種が世界一だとか。 辛さを追い求める人間によって世界中で生産されるようになった唐辛子。でも唐辛子の辛さは「鳥」に食べて欲しいがた...
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脳は不平等な方が安定し、サッカーは均質な方が強い。

昨日に続き、池谷裕二「脳はなにげに不公平」より。本書のタイトルの元となった、2013年に著者が発表した論文、 Inter pyramid spike transmission stabilizes the sparseness of ...
お薦めの本

性善説が科学的に証明された?/池谷裕二「脳はなにげに不公平」

池谷裕二「脳はなにげに不公平」。脳科学者が最新の論文を紹介しながら書いたエッセイ集。 かなり面白かったのでいくつか紹介していこうと思うけど、まずは古代より続く「性善説vs性悪説」が科学的に決着?という話。もとになった論文は2012年に発表...
お薦めの本

老化の黒と若返りのピンク/野村順一「色の秘密」

白・黒・紺の服装がメインだった妻に「葬式みたいでヤダ」とねだったら、この春からピンク色や水色の服も着てくれるようになった。 最近ふと、、、キレイに見えるんじゃなくて、実際キレイになってないか?と目の錯覚か、単なる盲目か、でも昔なにかで色に...
お薦めの本

植物は<知性>をもっている

植物に知性はあるのか? そう問われてふと思い出すのは「CSR三角形仮説」。 CSRといっても"Corporate Social Responsibility"ではなく、 植物の生存戦略を3つに分け、その頭文字を取ったもの。 ...
お薦めの本

曲解された進化論/長谷川眞理子「進化とはなんだろうか」

著者はNHK「100分de名著」のダーウィン「種の起源」の講師。 岩波ジュニア新書だから読みやすいかな?と手にとった。 進化論に対して世間が大きく誤解している点が2つあるという。 自然淘汰が適応を生み出すように目的を持って働いてい...
お薦めの本

阿部豊「生命の星の条件を探る」

スティーブン・ホーキング博士と同様の難病、 全身の筋肉が次第に衰えるALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、 自分の研究内容を次世代に受け継ごうと3年書けて書いた一冊。 NHKニュースの特集がきっかけで読みたくなった本だ。 難病の...
NO IMAGE 新古今和歌集

夢とうつつの境界線/荘子「胡蝶の夢」

夢とは何か? 脳科学の観点から説明すると、 日中の体験の整理や保管を行う作業が「睡眠」で、 その編集作業中の一部がかいま見えるのが「夢」。 夢は日中の覚醒した状態のオマケというところだ。 でも、荘子の語る「胡蝶の夢」は違う。 「昔、...
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ホヤの不思議。「進化=脳の発達」ではない!

進化ってなんだろう? そんな疑問が生じてしまうホヤの生き方。 How Humans Learn: Lessons from the Sea Squirt ホヤは生まれて最初にすることは終のすみかを探すこと。 いい岩を見つける...
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タコの不思議とタコ好きの日本人

タコの足は不思議だ。 個人投資家は「タコ足配当」の由来から 敵から逃げるために足を切断した時は再生するが、 自分で足を食べてしまうと再生しない。 という不思議な生態をご存じのことだろう。 またタコの足一本一本に意思があるかのような論...
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好奇心が記憶の幅を広げ、創造力の源になる。

知的好奇心を追求するだけでお金を稼ぐのは難しい。 でも、株式投資ではそれが可能だから好きなんだ♪ と昨日の記事を書きながら、勝手に納得した。 日本に投資家が少ないのは、知的好奇心が低いから? 今日はもう少しだけ好奇心について掘り下げて...