タコの足は不思議だ。
個人投資家は「タコ足配当」の由来から
- 敵から逃げるために足を切断した時は再生するが、
- 自分で足を食べてしまうと再生しない。
という不思議な生態をご存じのことだろう。
またタコの足一本一本に意思があるかのような論文もある。
「タコの足は切断後1時間以上にわたって活動することができ、触れたもののほとんど全てに強く吸いついた。吸いつかなかったものは、切り離された本体、生きたタコ(別個体)、他の切断された足の3つだけだった。ところが、切断された足に、足の皮膚を剥いだ他の切断された足をあてがうと、タコ以外のものに触れたときと同じように強く吸いついた。」
ポイントを簡単にまとめると、
- タコの足は単体でタコを認識できる
- 足の皮膚に認識機能が宿っている?
- だからタコの足は絡まない
ちなみに全国民的にタコを食べるのは世界で日本だけみたい。
大阪湾沿岸の弥生時代の遺跡から「たこつぼ」が出土しており、
とんでもなく昔からタコが食されていた模様。
ヨーロッパに目を向ければ、
ユダヤ教が「ヒレとウロコのない魚」を食すことを禁じて以来、
イギリスではタコを「悪魔の魚」と呼んでいたりするため、
地中海沿岸諸国の一部でしか食べられていないようだ。
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