長く続けてきたものに区切りを付け、どう終わらせていくか。
久しぶりに難しい課題に直面し、大いに頭を悩ませた。
関係者が多いものって、人や中身が変わったりするものだから、
同じ想いを持ち続けることが難しいものなんだなと実感した。
そして当初の想いがなくなったまま続けるのは良心が痛むし、
引き際を間違えると「運」が逃げていくような気もする。
私は投資はもちろん人生も、半分は「運」次第だと思っている。
残りの半分は、偶然の幸運をつかむための努力・作法・才能。
これに関してあらためて以前まとめたことを読み返したりもした。
- やってくる偶然に気が付くには、偶然を迎えにゆく努力が必要だ。
- 投資も人生も賭けに参加しなければ、偶然の幸運に出逢うことすらない。
- 運を実力と勘違いしない。現時点の幸運がまた別の運によって大きく左右されることもある。
- 欲を捨て、引き際を見極める。まぐれにすぎない幸運は、すぐに私たちのもとを去ってゆく。
- 再現性の低い偶然が未来を決める。判断の足かせとなる過去の知識や経験を捨てろ。
- 好奇心を持ち続ける。好奇心が偶然の幸運と出逢う確率を高めてくれる。
- 王道はない。高速道路を降りて、道しるべのない道を進むことで掴める幸運もある。
不思議なことがある。
こうして文章にしたり、過去に書いたものを読んだりしていると、
迷いがなくなっていくような不思議な感覚に見舞われた。
これは新たな発見かもしれないので、ここに記録しておこう。


コメント