インタビューの心得/高川武将「超越の棋士 羽生善治との対話」

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10年ほど前から、投資家としての私が尊敬する人は、
バフェットさんから羽生善治さんに代わった。
ものの見方や考え方が非常に参考になるから。

先ごろ2010年から7年間にわたるインタビュー集、

が発売されたので、さっそく読み始めている。

著者がインタビューにあたっての事前準備を紹介した部分を読んで、
これぐらいの気合いで予習をしなければ!と勉強になった。

「誰かをインタビューするとき、私は事前に可能な限りの資料を集める。過去の雑誌やウェブ媒体の記事、書籍、映像などである。それらを徹底的に読み込んで、相手の人間性を想像し、仮説を立て、インタビューをシミュレーションする。過去の記事には最低でも2回は目を通す。1度目は、気になったところに赤線を引きながら大雑把に読む。2度目は、赤線を引いたところを中心にメモを取り、それを何度も読みながらイメージを膨らませていく。」

そういえば昔、何かで読んだのだが、
インタビューに限らず講演会を聞きに行く場合でも、

  • 登壇者が出版している本があるなら必ず読む
  • 自分が詳しくないテーマなら、その分野の本を2,3冊読む

そうすることで、たしかに理解が深まるので、
私も様々な分野の講演会に出かけていた30代前半に実践していた。

最近は旅行の目的が史跡探訪がメインなので、
その地の歴史・文化に関する本を読み込んでから旅に出るのが習慣だ。
山川出版社の「○○県の歴史散歩」シリーズがオススメ

子供の頃から予習・復習が大事と教えられ、
素直に従っていたおかげで、なんとなく習慣化されているのは、
大きな財産なんだろうな、としみじみ思うのだった。

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