投資で創った人生哲学

世界を読み解く方法

世界を読み解く方法を求めて

株式投資をはじめた当初は、お金を殖やすことが最大の目的。就職活動の時期が就職氷河期と呼ばれた時代にあたり撃沈。株式投資で世間を見返してやる!という意気込みだった。それから約5年経って、このブログをはじ...
投資で創った人生哲学

松岡正剛さんに心より感謝

私の投資家人生で大きな影響を受けた方が二人いる。まずは将棋の羽生善治さんには、勝負との向き合い方や、心の持ちよう、物事の見方などを学ばせていただいた。このことはブログ等で、たびたび言及してきた。 私に...
投資で創った人生哲学

投資は運が半分。じゃあ残りの半分は?

投資の成否は、半分は運次第と書いた。 投資は運が半分。だからお薦めの投資先なんて語れない。(24/05/07)では残りの半分は何か?まだ私の中で答えが明確にはなっていない。でも偶然の幸運をつかむための...
お薦めの本

人生を楽しむために学び、自分なりの価値観を持て!/國分功一郎「目的への抵抗」

今春、國分功一郎「暇と退屈の倫理学」の文庫化を機に再読、蔵書に加えてまもなく、新潮新書から新刊が出たので手にとった。國分功一郎「目的への抵抗」読み始めてみると、その内容の半分超は、おととしジョルジョ・...
投資で創った人生哲学

読書で知的好奇心の網を広げ、その網で投資機会を捕らえる。

「投資」って何ですか?をテーマに、rennyさんに私の頭の中からいろいろ引き出していただいて、すごい発見があった、今月のポッドキャスト収録。※前編・後編「吉田さんにとって投資とは何ですか?と掘り下げる...
投資で創った人生哲学

論理的に一貫しているものが好まれるわけ

論理の積み上げにより、世界を読み解くことができるという考え方は、連続性・規則性を望む私たちの脳が見せる幻想ではないか? 前回の記事でそんなことを書いた。 これを認識させられたのが、私たち人間は約60兆...
世界を読み解く方法

論理より直感を信じるようになった経緯

論理的思考、ロジカル・シンキング。私のなかでは2000~2010年あたりに、世間でもてはやされた印象がある。当時20代だった私は、なるほど論理の積み上げが大切なのか!と真に受けたが、とくに証券市場と向...
投資で創った人生哲学

カジノ化する社会に振り回されずに生きる

「楽して儲けたい」とは誰もが願うこと。でも世の中そんなにウマい話はないんだよね。投資の世界でもレバレッジを使う手法があるが、うまくいく人は一握り。それも相当な努力をして、精神をすり減らした末に得られる...
お薦めの本

人は自分の見たい現実しか見ない/大治朋子「歪んだ正義」

ごく普通の人がなぜ過激化するのか?大治朋子「歪んだ正義」は、このプロセスを分析した一冊だが、投資でうまくいかない人の思考例にも似ていて興味深い。「人は自分の見たい現実しか見ない」とはカエサルが遺した言...
投資で創った人生哲学

株式市場と向き合うために古典が必要だった。

鎌倉投信の運用報告会で鎌田さんが今年の相場を振り返り、「株式市場は人間を試すものだなぁ」としみじみ語られているのを伺い、ふと気がついた。鎌田さんのTwitterを調べると最近、似たようなTweetも。...
投資で創った人生哲学

竹田和平「お金で幸せは買えないが、幸せでお金も買えない」

このブログのタイトル「投資を楽しむ♪」は、純粋な投資のブログだった頃は副題に付けていた、 「株式投資を通じて世の中を学んで楽しむ」 を短縮したもの。 知的好奇心が金銭欲に飲み込まれないよう自戒の意味も...
投資哲学を求めて

ノブレス・オブリージュとしてのアクティブ投資

今日発売の週刊エコノミスト2019年4月23日号に掲載のコメントで、 「用途に応じて、インデックスとアクティブを使い分ければいい。」という部分について、もっと語りたいので補足。 インデックス投資とアク...
投資で創った人生哲学

私が投資を人に勧めたい訳・2(世の中のお金の流れを学べ!)

私の人生観を育む場であり、知的好奇心の広がりの原点だから、投資を人に勧めたいと思うのだ!というのが前回の話。私が投資を人に勧めたい訳最終的には「本日のスープ」連載の次号でまとめる予定だけど、前回まった...
投資で創った人生哲学

私が投資を人に勧めたい訳(知的好奇心の広がりの原点!)

先日、投資をはじめるならまずiDeCoからという記事を書いたところ投資の入口に最適な個人型確定拠出年金 iDeCo投資なんて危険なものを人に勧めるなんて意味不明と批判を受けた。そう言われてしまうと、ど...
投資で創った人生哲学

投資で学んだ論理より直感の生き方

世間的には私の結婚の決断は異常な速さだったらしい。ふりかえればちょうど1年前の今日、交際前の妻に「この先私が結婚することがあるなら○○さんしかいない!」と思ったことをそのまま口にしたのが事の始まり。そ...
私の人生観

株式投資に学んだ人付き合いの方法

万人と適当に付き合って誠意の欠けた人生を送るよりも、少なくてもたしかな信頼関係を築けた人生の方が価値がある。だから自分から人とつながりにいくようなことはしない。誰にでも良い顔をしていれば、仲間外れにな...
投資で創った人生哲学

株式投資に「社会」を意識するわけ

CSRレポートを読んで、社会に「良い」企業へ投資する。初めの頃は自分のお金が社会貢献につながる実感はなかった。証券市場に参加する投資家の間でお金が動くだけだから。でも運用資産の増加とともに配当収入を重...
投資で創った人生哲学

「自分さえ儲かれば」の投資がダメな訳

前回のつづき。現代社会の問題と企業や投資家とのつながりを教えてくれたのが、大和総研の河口真理子さん。※対談サイトがオススメ坂本光司「日本でいちばん大切にしたい会社」に出会ってから、良い企業の利益に由来...
投資で創った人生哲学

経済・金融の分野に未来学を求めて…

裏方としてセミナー企画のお手伝いのはずが、なぜか講師を依頼されてしまい、その準備のための連載が、金儲けのための金儲けは空しい過度なお金はクズ鉄を引き寄せる磁石読書に救われたカネの亡者単なるお金目当ての...
投資で創った人生哲学

読書に救われたカネの亡者

デイトレーダーから個別株投資家へ。チャートだけから経済・会計を学んで知的好奇心が増した、と主張したところで、根本的には株価が上がるかどうか。だから22歳から株式投資をはじめて、20代のうちは人一倍お金...