表題は著名投資家ジョージ・ソロスの言葉。
いつからだったかな、私がそのことに気がついたのは。
当初は株式投資で「お金儲け」以外のことを考えていなかった。
私にとって株式投資はある意味「社会への復讐の手段」だったかも。
私が就職活動をした2000年は就職氷河期と呼ばれる時代。
あのとき社会で活躍する道は閉ざされたと感じてしまい、
ならば株式投資で世間を見返してやろうじゃないか!
「典型的な現代人が金で手に入れたがっているものは、もっと金をもうけることで、その目的はと言えば、見せびらかし、豪勢さ、これまで対等であった人たちを追い越すことである。」
---バートランド・ラッセル「幸福論」P53
20世紀の哲学者ラッセルが指摘した不幸の典型例だった。
もちろん運用もうまくいかず、さすがにあきらめがついてね。
そして残ったのが株式投資を通じて見えた世の中への関心。
「お金」から「知的興味」へ力点が移ったことで、
不思議と株式投資の成績はもちろん人生自体がも好転しはじめた。
こうした考え方の変化の中ではじめたのが、
「投資を楽しむ♪」ってタイトルのブログだった。>>>つづく
コメント