IT革命後の情報と知性のせめぎ合い

ここ十数年の情報と人の知性の関わりについての認識を整理。

ネットの普及でテレビや新聞みたいに受け身で情報を得るのではなく、
これを調べたい!って前のめりに情報を得るって時代に変わった。
あらゆる分野で「学習の高速道路」が整備され、

  • 高速道路を駆け抜けた先の大渋滞をどう抜け出すのか?
  • 大量の情報をいかに捨てるか?

2010年頃までの知性にとっての重大な危機はこの2点にあった。

最近はGoogleの変質とFacebookの台頭により、
個々の好みに寄り添った情報がネット上に提示されるようになった。
この問題をイーライ・パリサーが「フィルターバブル」と評したわけで、
これにより情報宇宙は、再び受動的なものへと傾き始めている。
パーソナライズ化により自分の好みの中で無限ループをはじめ、
視野がどんどん狭くなっていく…、というのが今の知性の危機。

IT革命は人の知性にとってプラスだったのかな?
1973年に亡くなったピカソの言葉が身にしみるということは、

"Computer is useless. It only gives answer."

IT革命の前後に大差はないのかもしれない。
「情報といかに向き合うか?」の難しさは今も昔も同じなんだ。
私なりに気をつけることを簡潔にまとめてみると、

  • 情報収集が受動的にならないよう気をつける。
  • 収集した情報を自分なりに編集し、創造につなげる。

といったところだろうか。