先週末から女性活躍推進法案が衆議院で審議入り。
衆議院のサイトに法案の全文が掲載されている。
第10条(指導的地位への女性の登用の促進)では、
「政府は、平成三十二年までに社会のあらゆる分野における指導的地位にある者に占める女性の割合を三割とすることを目指し、役員、管理職、高度の専門性が求められる職業その他の指導的地位への女性の登用を促進するため、次に掲げる措置を講ずるものとする。」
とあり、ここがこの法案のポイントだが、
なんかおかしなことになったというのが正直な感想。
地位や肩書きへ妙にこだわるのは男性特有の感覚で、
「男って本当にバカだなぁ」とあきれることもたびたびだ。
そんな男性的な枠組みに女性をあてはめることが、
女性活躍推進がうまくいったかどうかの尺度に?
このモヤモヤは私の歴史観から来るのかな。
平安時代に同時代を生きた藤原道長と紫式部。
今、国際的にどちらが有名なのかは言うまでもない。
でも今の日本がやろうとしているのは、
紫式部も摂政なるのが女性が活躍する世の中!
みたいな雰囲気を感じて気持ちが悪いなぁ。。。
女性の男性化を推進しているだけじゃないか。
男性よりも女性の方が感性豊かだと思うから、
女性には管理よりもクリエイティブな部門で活躍して欲しい。
たとえば脳科学から男女の性差の知見も取り入れて、
女性が女性らしく活躍する方法を考えるべきなのだろう。
コメント
核心をついていますね!
ご存じの通り、言いたいことの半分くらいしか書いてないけど、これくらいなら公に出しても大丈夫でしょ(笑)