知的好奇心が本業にどのような恩恵をもたらすのか?

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たぶん今年に入ってから一度も電車に乗っていないと思う。
自家用車も持っていないので、地元からまったく動いていない。

でもその代わり、たとえ移動ができたとしても、
遠すぎて参加できなかったイベントがオンライン化されて、
知的好奇心を刺激されることが増えたように思う。

コロナ以前は歴史や哲学、日本料理に関する興味深いイベントは、
だいたい京都で開催されていて、東京在住では手が届かなかった。

たとえば3月1日に開催の「柴田書店オンライン日本料理フォーラム」。
講師が京都の菊乃井、木乃婦、瓢亭なんて夢のようなイベント。
しかも本来は料理人向けのイベントで、私など入る余地はなかった。
それが今回はオンラインで中継されて、しかも無料だなんて!

そんなに多分野に関心を広げて、本業の投資とどう関係があるの?
と問われても、うまく答えられたことはない。

というのは近いようで、答えになっていない。

知的好奇心の広がりの原点に投資があるのはたしかなのだけど。

昨日NHKで放送されていた「羽生善治 天才棋士 50歳の苦闘」。
チェスをはじめ、哲学、人工知能、脳科学と様々な分野に知的好奇心を広げ、
それがどう将棋に活かされているのか、羽生さんがこんな話をしていた。

「将棋以外の活動がどう作用しているか、はっきり筋トレしたら筋肉つくとか分かりやすいことではなくて、効果がどう出るか分からないけど、自分なりに工夫していくってことなのかな。」

私が目指しているのはこの感じなのかもれない。
まぁ目先の損得だけで選択する人生なんて味気ないじゃないか、
というごく単純な発想のようにも思うけどね(笑)

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