天ぷらの神様、早乙女哲哉さんは今年80歳!

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久しぶりに「みかわ是山居」へ。
初めて早乙女さんの天ぷらをいただいたのがちょうど10年前。

あの時70歳だったから、今年80歳のはず。
あと何回いただくことができるか真剣勝負だ。

思えばこの10年、天ぷらを取り巻く環境は激変した。
10年前の早乙女さんの講演タイトルは「たいしたことない話」。

「鯛は天ぷらにしたことがない」という意味だったが、
今までは東京湾の鱚(きす)めごちの漁獲量が激減し、
他店では、鯛の天ぷらなしには献立が成り立たない状況になった。

みかわは頑張って昔ながらの食材を用意してくれているけど、
それもいつまで続けられるか…(メニュー表は10年前のまま)

手に入りにくくなる天ぷらに適した魚介類に、値上がり続ける揚げ油。
みかわのおまかせコースの料金も10年で2倍になってしまった。

それがいかに想定外の展開だったかが分かるのが、
2021年11月放送のNHK「マエストロたちの晩餐会 天ぷら編」で、
早乙女さんが語っていたこと。

「最近、料理屋さんに行って、値段で判断する人多いんですよ。 30,000円取ってるから高級だなとかね。 100円でも美味しいものいっぱいあるんで。そこらへんがね、今、食べる人の力がなくなってると一番感じるんです。飲食店で食べ物だけで20,000円超えたら、もうそれ以上は暴利だから。儲けすぎだから。」

あれから数年で、みかわもゆうに20,000円を超えるのお値段に。

昔から最後の晩餐は「鱚の天ぷら」と言うくらい大好きだけど、
天ぷらは痩せ我慢して食べる料理になってきちゃったなぁ…

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