日本の神様と昔話

日本の神様と昔話

下鴨神社でワールドカップ勝利祈願

この時代の日本に生まれてこられて幸せなこと。それはもちろんサッカーで、ドーハの悲劇とJリーグ開幕(1993) ワールドカップ初出場(1998) ワールドカップ開催(2002) ワールドカップ・ベスト1...
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日本人は無宗教なのか?

日本人は無宗教である。そう考えられる原因を歴史・文化の面から紐解くと、思い当たるポイントは下記の2つかな。日本の神は八百万の神であり、来訪神である。 檀家制度により、宗教に対する関心がなくなった。まず...
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氷川神社と八坂神社の由来

神社にはスタンプラリーがあるらしい。昨年末に教えてもらって、赤坂氷川神社からスタート。正式にはスタンプじゃなくて御朱印って名前だよ。そういえば東京に「氷川神社」って名前の神社が多い…気になると止まらな...
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八幡さまはトンカツに似ている

神社本庁(全国の神社のトップ?)の調査によると、八幡さまを祭った八幡神社(八幡宮)が一番多いのだとか。でも八幡神は「古事記」や「日本書紀」には登場しない。総本宮は大分県の宇佐八幡宮で朝鮮から来た神様ら...
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浦島太郎の原型/風土記・万葉集

浦島太郎は原型からだいぶ形が変わってしまった昔話。「丹後国風土記」(8世紀前半?)には、助けた亀に連れられて竜宮城へ… 玉手箱をあけるとお爺さんになってしまう という現代の中心部分は存在しない。風土記...
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東京で伊勢神宮にお参りした気分(東京大神宮)

2013年は伊勢神宮と出雲大社の遷宮が重なる年。20年周期と60年周期の出会いだから、ほぼ一生に一度。今月中に身辺整理を終えて…、と思い通りにはいかないもの。せめて東京にある系列神社だけでも行っておき...
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アイデアは境界に生まれる/赤坂憲雄「境界の発生」

七福神の一人「えびす」様。由来は古事記でイザナギ、イザナミから最初に生まれた神。でも手足のはっきりしない水子だったため、葦船で海へ流される。世界で最初に生まれた神が不具で、負い目をはね返し神となる。 ...
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日本では「弱さ」は「強さ」よりも深い

主人公が異常に小さく産まれて、のちに大出世。日本の昔話にはこのパターンが意外と多い。桃太郎、かぐや姫、一寸法師といった「小さ子」物語は、子男神スクナヒコナ神話が源流では?と柳田国男は指摘。「最初異常に...
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桃太郎の背景にあるもの/古川のり子「昔ばなしの謎」

かつて物語の「もの」には「霊」という意味があった。まるで取り憑くように人の心を捕らえたのが昔話。そしてその背景には何か大切なことが隠されている。たとえば桃太郎。「桃」は陰(死)と陽(生)の境にある生命...
お薦めの本

物語には母型がある/柳田国男「日本の昔話」

神話や昔話の根底には何か共通のものがある。映画監督ジョージ・ルーカスの成功のポイントはここ。大学で神話学者ジョゼフ・キャンベルの授業に興味をいだき、世界神話の英雄伝説をもとに映画化したのが「スター・ウ...
万葉集

言霊信仰/古事記を読む・4

無文字社会の古代日本では言葉の威力が極めて強かった。人が口から発する「音」に霊力が宿るという考え方だ。敷島の 倭の国は 言霊の 助くる国ぞ 真幸ありこそ(日本は言霊が助ける国。私が「ご無事で」と宣言し...
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敗者復活が日本の母型/古事記を読む・3

黄泉の国から「よみがえる」ではないけれど、古事記には「敗者復活」の物語が数多く散りばめられている。例をあげると、イザナキ・イザナミの国生み(最初の出産は失敗) 高天原を追放されたスサノオがヤマタノオロ...
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トップ不在の創世記/古事記を読む・2

突然の気まぐれではじめた「古事記を読む」シリーズ・パート2。創世記において、今の日本と変わらないなぁ…と苦笑いなのが、国作りのトップが誰だか分からない 意志決定が合議制で責任の所在があいまい ってとこ...
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ヤマタノオロチのメタファー/古事記を読む

どんな文脈で語られた言葉か調べきれなかったけど「12,13歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる。」20世紀の歴史学者、アーノルド・J.トインビーがこう語ったという。神話…。...