神社本庁(全国の神社のトップ?)の調査によると、
八幡さまを祭った八幡神社(八幡宮)が一番多いのだとか。
でも八幡神は「古事記」や「日本書紀」には登場しない。
総本宮は大分県の宇佐八幡宮で朝鮮から来た神様らしい。
その神様に応仁天皇(15代)が割り当てられて八幡神となり、
仏教が伝来すると仏を取り込んで、八幡大菩薩となる。
サラっと八幡さまの来歴を書いてみたけど、なんかスゴイ。
外来の気に入った部分だけ取り込んで、日本のものにしてしまう。
なんてのと同じ方法で日本の宗教はできている。
日本がなんなとく無宗教な雰囲気を醸し出すのは、
神様が常に編集し直されて、新しく変わっていってしまうからかも。
最近どこもかしかも「縁結び」の神様になってしまったように。
※おまけ…歴史を動かした八幡さまの「おみくじ」
- 四条天皇の後継を鶴ヶ岡八幡宮のおみくじで決定(1242)
- 足利義持の後継を石清水八幡宮のおみくじで決定(1428)
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