夢窓疎石

NO IMAGE 日記と雑談

マインドフルネスは禅なのか?

最近よく見聞きするようになった「マインドフルネス"mindfulness"」。 仏教用語の「サティ"sati"(念、気付き)」を英訳した言葉で、 やり方は坐禅と同じに見えるので、変質した「禅」の一種だろうか? 夢窓疎石「福を求める欲を...
日本の美意識

夢窓国師が枯山水の祖とされるのはなぜか?/夢中問答集57話

西芳寺の庭園を作庭したのは夢窓国師ではない、とする重森三玲の説があることを先日紹介した。 ではなぜ作風を異にするも関わらず夢窓国師作とされるのか? またなぜ夢窓国師は「枯山水」の祖とされているのか? 国師の偉大さゆえに 臨済宗の禅僧...
日本文化探究の旅

西芳寺。花の寺から苔の寺へ。

苔寺として名高い西芳寺をようやく観賞することができた。事前に往復葉書での拝観申込みが必要でフラッと訪れることができない。しかも拝観料3,000円を支払い、写経をしてから庭園拝観という順序だ。 しかしこうした仕組みのおかげで境内が喧騒に巻き...
NO IMAGE 日本の美意識

禅芸術の引き算の美学。その精神性の背景は?

禅は不思議だ。 腰を下ろして動かず(座禅)、布教活動に動き回ったりしない。 それにもかかわらず鎌倉・室町期以降の日本文化に多大な影響を与えている。 禅の山水思想は、枯山水や水墨画へと芸術に進化し、 やがて世阿弥の能や利休の茶道にもつなが...
NO IMAGE めくるめく和歌の世界

夢窓国師の桜歌/中世の美意識と尊氏讃歌

夢窓国師(夢窓疎石)。 鎌倉末期~室町初期を生きた臨済宗の禅僧で、 天皇から7つもの国師の称号を贈られた人物。 これまで枯山水や幸福論の文脈で紹介してきたけど、 夢窓国師の山水思想 夢窓国師の見た夢/夢中問答集64話 福...
NO IMAGE 日本の美意識

足利尊氏、弱さの強さ/清水寺願文・梅松論

室町幕府の初代将軍、足利尊氏は不思議な人。 湊川の戦い(1336年)で楠木正成を破って上洛し、 比叡山へ逃亡した後醍醐天皇の代わりに光明天皇を擁立。 その2日後にこんな願文を清水寺に奉納している。 この世は夢の如くに候。尊氏にだう心たば...
NO IMAGE 古典に学ぶ人生論

福を求める欲を捨てよ/夢窓国師の幸福論

仏教を学んだ足利直義(尊氏の弟)が「真の幸福とは何か?」と 禅僧・夢窓国師に教えを求めた問答を「夢中問答集」から編集。 仏の教えはなぜ幸福を求めることを抑えるのか?という直義の問いに、 「福を求むる欲心をだに捨つれば、福分は自然に満足すべ...
NO IMAGE 古典に学ぶ人生論

夢窓国師の見た夢/夢中問答集64話

夢中問答集は禅僧・夢窓国師と足利直義(尊氏の弟)の問答集。 京都・天龍寺で繰り返されたという両者の問答の内容はもちろん、 記録・編集・印刷といった裏方の腕の良さも組み合わさり、 日本における出版の歴史はここからスタートしたと言えるかも。 タ...
NO IMAGE 日本の美意識

夢窓国師の山水思想

去年は3度も京都を旅したのに、西芳寺の庭園をまだ見たことがない。事前に拝観の予約が必要で、計画性のない私にはキビシイ…(涙)西芳寺には庭園を作庭した夢窓国師のこんな漢詩が残されてるとか。 仁人自是愛山静  仁人は自ら是山の静なるを愛す智者天...
NO IMAGE お薦めの本

夢窓国師「夢中問答集」

夢窓国師(夢窓疎石)は、鎌倉末期~室町初期の臨済宗の禅僧。北条家、足利家、南北朝双方の天皇と敵味方分けへだてなく尊敬を集め、まさに「国師」、国の師匠と呼ぶにふさわしい人物。※本来の意味は天皇の師 また西芳寺や天龍寺の作庭家としても名高く、...