会計基準変更に伴うリース業界再編

昨日ダイヤモンドリースとUFJセントラルリースの合併が発表されたりと、
今月に入ってから、リース業界再編の話題が豊富ですな。
その背景にあるのは、リースの会計基準変更。
せっかく、税務・会計の仕事してる投資家なんだから、ちゃんとまとめてみようかな。

企業がリース料を支払って固定資産を借りても、中途解約できなくて、
リース期間満了までのリース料を合計すると買うのと変わらないから、
購入したものとみなしてB/Sに資産として反映するのが原則であり、世界標準。

でも、日本の会計基準ではリース期間の終了後、所有権が借り手に移らないなら、
資産に計上しなくていいよ、って例外規定があったの。
これをやめにしましょ、ってのが、リースの新会計基準なんだ。

購入ではなく、リースにすることの一番のメリットは、
会計指標の観点から言うと、リース資産をB/S上から外せるから、
ROAや株主資本比率を良く見せるために使える
ってことかな。
リース資産が資産計上された場合、影響が大きい業界は空運業と海運業

ちなみにリースについて資産計上しなかった場合は、
B/Sの注記に細かく数字を書かなきゃいけないから、気になる企業は、
EDINETの有価証券報告書を調べてみよう。