多彩なアプローチで本質に近づきたい

一昨年、カルチャースクールでお茶を習っていた時期があったから(裏千家)、
直木賞受賞作、山本兼一「利休にたずねよ」を読んでみた。

文学的にどこが優れてるのか、小説をあまり読まない私には分からないけど、
・最初の章からだんだん時間を過去にさかのぼっていく
・利休本人、その弟子や妻、秀吉など章ごとに違う人の視点で利休を描く
という書き方がおもしろいと思った。

何かを浮かび上がらせたいと思ったら、多彩なアプローチが必要ってことだね。
一方向からしか見てないと二次元で終わりだけど、横にまわって見てみたり、
上から眺めてみたりすることで、三次元の物体だったのか、と分かるような感じ。

株式投資における企業分析にも同じことが言えて、絵で描くとこんな感じ。
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私の場合、会計的な視点にプラスして、実際に商品・サービスを体感する、
といった程度の手法しかなく、もっと多彩なアプローチができないか?と悩んだ。

ならば経営戦略やマーケティングを学んでみたらどうだろう?
と大学院に行ってみたが、まぐれと実力の取り違えで本質にはほど遠い印象。
いやむしろ、外から見たい私と内から積み上げる理論が合わなかったのか。

モヤモヤの中、今年の終わりになって出会えたのがESG投資の考え方。
ブルームバーグでデータベース化も始まっており、データから他社比較もできる。
市場全体を買うことでブラック企業にまで投資してしまう矛盾も解消できそう。
時代の流れにもあっている感じなので、とても可能性と魅力を感じる分野。
これらをふまえて私は来年どうしよう? 人生そのものがランダムウォーク(笑)