去年の「prime day」で「Kindle Paperwhite」を購入して1年。
数えてみると約50冊の本をKindleで読んでいた。
Kindleを手にしてからは、本を紙で購入することがほとんどなくなった。
紙の本は資料として使うものだけでいい
先日のprime dayで紙の本が10%ポイント還元だったから、
欲しかった本をまとめ買いをしたが、
- 宇治拾遺物語 上下巻
- もういちど読む 山川日本史資料
- 日本美術史 JAPANESE ART HISTORY
- イラスト図解でよくわかる!現代文読解のテーマとキーワード
- 脳の意識 機械の意識 脳神経科学の挑戦
というように紙で買うのは、基本的に古典や辞典系のものだけ。
通読後は調べ物に使う本は、やはり紙の本が参照しやすいから。
これに当てはまらない脳神経科学の本は、
Kindle版がなく図書館でも貸出予約待ちが長いから仕方なくという感じ。
約20年前には推理小説、とくにエラリー・クイーンを全巻読んだりした。
事件解決への迫り具合が残りの厚みで感じられることを思い起こすと、
小説は紙で読んだほうが、読書体験が豊かになるかもしれない。
本棚のスペースが小さくて済む
結婚前に約300冊の本を処分し、引っ越して本棚の収納力が3割程度に。
これでどうやって生きていけるのか?と不安に駆られたのがちょうど3年前。
3年前に家から駅への道のりに予約貸出のみの図書館ができたのと、
昨年Kindleを購入したおかげで、なんとかミニ本棚で踏みとどまっている。
ただ本棚を見ると、今の自分の関心事が一目で分かる感じがなくなったかな。
本と本との思わぬつながりが発見できる可能性
Kindleを使ってみて特に便利だと感じた使い方は、
- 気になる部分にマーカーを引く
- テキストとして自分のメールへ送信
- Evernoteに保存する
- Evernoteの関連ノート表示で思わぬつながりを発見する
といったところだろうか。
紙の本でもスマホアプリ「Adobe Scan」を使えば、
ページを写真に撮ってOCRでテキスト化という手もあるが、
文字認識の精度がまだまだで、手直しするのに時間がかかって面倒だ。
読書の面白さは、本と本とのつながりを見つけて横断的に編集すること。
とくに分野を超えたつながりを見つかった時に心躍るもの。
自分の記憶だけが頼りだったが、これからはもっと読書を楽しめそうだ。
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