四季報ガチャ。カプセルトイの勢いが凄い!

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十何年ぶりかに紙の四季報を手にした。

といってもこんなサイズである。

バンダイナムコのガシャポン「豆四季報」で引いてきた。
投資家としてはこんなの見つけたら回したくなっちゃうよ。

カプセルトイの販売機が大量に集められた光景を、
駅構内や街で見かけることがだいぶ増えてきた。
それもそのはず、2020年には353億円だった市場規模が、
2024年には800億円と急激に伸びている。※参考

2020年のCOVID-19襲来で空きテナントとなった場所に、
専門店が次々とオープンし、

  • 子供向けから20~30代の女性に人気が広がった
  • 日本文化として海外から注目(たしかに東京駅や上野駅の構内のコーナーは外国人で賑わっていた)

と今勢いに乗っている分野のようだ。
そしてバンダイナムコが国内シェア5割超となっている。

私が子供の頃は1回100円だったが、今回の四季報は500円。
ずいぶんと値上がりしていて、1個あたりの利益構造が気になる。

  • 一般的な原価率は約70%(この中にメーカーの利益が含まれる)
  • 設置場所のオーナーの取り分は売上の約20%が相場

バンダイナムコは直営店「ガシャポンのデパート」等を展開しているから、
小売利益も持っていってる感じなんだろうね。

ガシャポン事業が含まれるバンダイナムコの「トイホビー事業」は、
この5年で売上・利益ともに約2倍になっていて絶好調。
ガンプラやフィギュア、トレーディングカードも含まれるセグメントだから、
ガシャポンがどれぐらいを占めているのかは分からないけど。

そういえばバンダイナムコの株主総会に参加する株主さんたちは、
好きなキャラのコスプレで会場入りする人が多いと聞いたことがある。
面白そうだから見に行きたいなと思いつつ、今期も投資するのを忘れた。
ガンダム世代より少し後に生まれているから思い入れがイマイチなのかな。

※オマケ

最近、キン肉マンの新作アニメが放送されているおかげなのか、
こんなガシャポンも見つけて引いて喜んでいるのだった。

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