統計の先生に質問してみた

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統計学の意義について「確率計算で得られる結果は人の直感に反するから」では?
と記事にしても、あまりイジってもらえなかったので(笑)、先生に質問してみた。

誕生日ネタには驚いたかもしれないけど、
直感や経験に基づく結論と統計学でデータ分析して得られる結果は、
往々にして同じになることが多い。との指摘をされた上で、

「人の直感に反した結果が得られた場合には、非常に重要な発見をしたように感じますが、このような感や経験を実際のデータに基づいて定量的に取り扱って科学的に検証した結果、同じ結論が得られたという事実もまた重要なことではあると思います。
 経験や直感で感じていることをデータを用いてできるだけ主観を除いて(どのようなデータを使うといったところで主観が入るところもありますが…)、客観的に検証すると言うところに一つの意義があるのではないかと思っています。」

経験や直感が正しいかどうかを統計学を用いて証明する、とのご意見だった。

☆おまけ
統計学の期末試験問題として、トヨタの決算データで遊んだのとほぼ同じ形で、
回帰分析使って、変動比率・固定費、損益分岐点売上の算出の問題を提案したら、
そのまま採用されたので、こういう遊び方はOK。統計学が結構気に入った♪

コメント

  1. ガンジー より:

    あら。じゃあ,イジろうイジろう(笑)
    誕生日の法則については,
     ●長岡清・板倉聖宣
     『社会にも法則はあるか~誕生日をめぐる法則』(仮説社,2006)
      http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4773501944/gandhiblog-22/
    という,すぐれた社会科学の入門書があります。
    あと,ぼくは未チェックですが,うちの師匠のオススメで,
     ●丸山健夫『ナイチンゲールは統計学者だった』
     http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4817192739/gandhiblog-22/
    という本が,タイトルはキワモノ系ですが,
    統計学史についての読みやすい良書だそうです。
    (こうして,
     ひとのブログにアフィリエイトを貼り付ける悪質コメント(笑))

  2. まろ@管理人 より:

    手口が甘いですね。自分のブログでその本を紹介している記事URLを貼り付けておかないと、アフィリエイト収入は得られませんよ(笑)