想定外はどこからやってくる?

この記事は約1分で読めます。

いつからなのかな。
今の社会は「思い描いた未来」と「やがて起きる現実」との溝を、
想定外」という言葉でしか埋められなくなってしまった気がする。

原発の問題は本当に人災?
文明自体に命が宿り、人にコントロールできなくなりつつあるのかも?
地震直後に、節電運動の「ヤシマ作戦」が話題になったけど、
たしかエヴァンゲリオンって、暴走するロボットだったことを思い出したり。

この世界は、いろいろなものが絡み合っていて、とても複雑。
人はいつからか、背景や構造をちゃんと理解するのをあきらめて、
たとえば統計学などに頼り、世界の単純化・数値化に走ってしまった。

世界の複雑性を理解したつもり、偶然を飼い慣らしたつもり…
矛盾を抱えたまま、前へ前へと文明を進めたら、どこかで変になるよね。
っていうか、もうすでにいろいろなことがおかしくなってる。
何かとんでもないことになっている実感はあるけど、よく分からない。

投資の世界から、経済学や経営学に触れてみたけど、
数字や論理の遊びにしか思えなくて、謎を解く力は見当たらなかった。
背景や構造の理解に努めようとすると、どうも歴史や文化に流れてしまう。
分かったつもりの幻より、たしかな形のあるものを大切にしたいのかな。

コメント

  1. RimNy より:

    凄く難しい内容ですが、
    なんとなく、なんとなくわかるような気がします。
    話し方がとてもすきです。
    これからも記事お願いします!
    コメント、失礼しました。

  2. まろ@管理人 より:

    そう言われてみると、私は「文章を書いている」というよりも「話している」のかもしれませんね。