村上春樹さんが期間限定で読者の質問に答える。巻2

村上春樹さんが読者との交流サイト。

ぼんやり読んでいると、ときどきおもしろい回答が目に止まる。

自分の人生というのは実験室みたいなものだと考えることです。「よし、自分を実験台にしていろんなことを試してみようじゃないか」と。僕はいつもそう考えるようにしています。たとえば、30年間毎日せっせと走り続けたら、僕はいったいどうなるんだろう? そう考えて実際にやってみました。実際にやってみる とすごく面白いですよ。いろんな発見があります。「なるほどね、こういうことだったのか」と。時間はかかりますが、努力してやってみる価値はあります。」(人生という実験室)

私もどこかで世間体みたいなものを気にしていて、
中途半端なことをしていた時期(2011~13年)があった。
でも、2013年の年後半にようやくふっきれて、

人と違う時間の使い方を10年間続けたらどうなるかな?
くらいの感覚だったけど、早くも思いもよらぬ幸運が…

僕が求めるのは、時間と自由です。もちろん時間と自由はある程度お金で買えます。でもそれだけじゃないんですよね。もっと大事なのは気持ちの持ち方です。そういう姿勢はお金だけでは買えません。」(お金についてどう思っていますか?)

なにが私に幸運を運んでくれたのか?
無駄遣いをせずに、お金で時間と自由を買ったこと。
そこから生まれる心の余裕が幸運の源泉なのだろう。

僕が小説を書くときの秘訣というかルールは、締め切りをつくらないことです。好きなだけ時間をかけます。「締め切りがないと書けないよ」という人がけっこういるみたいですが、その気持ちが僕にはよくわかりません。自分が好きなことをやっているんだから、強制がないと書けないなんて、やはり変だと思う。自由であること、創作者にとってはそれがいちばんです。きちんと我慢強く時間をかければ、後悔することも少なくなるはずです。」(創作者がやってはいけないこと)

せっかく時間と自由を手にしたのだから、
創作者という立場になりたいなぁと思う今日この頃。