世間に流されないための禅語

日本の株式市場についてコメントを、なんて言われても…
大きな利益と損失が短期間に集中するのが証券市場ってもの。
だから市場は普段通り。つられる人の心に問題があるのだ。
今、なんとなく収集している「禅語」からいくつか処方すると。

水急不月流(水、急にして、月を流さず)

水の流れがどんなに早くても、水面に映る月までが流されることはない。
世間の波に流されず、自分の頭で考えなさい、って教え。

八風吹不動天辺月(八風吹けども動ぜず、天辺の月)

八風とは、

  • 四順…人が欲しがる4つのこと(利・誉・称・楽)
  • 四違…人が避けたがる4つのこと(衰・毀・譏・苦)

四順の風が吹けば有頂天になり、逆の四違に絶望してはいけない。
どんな風が吹いても、天空の月のような心を持て、という教え。

自分を見失いそうなときは「月」を見上げよう。
日本人は古来より、こうして心を整えてきたのだから。
→関連記事:月の日本史

松樹千年翠

春は桜、秋は紅葉に関心を奪われるけど、
松は四季のうつろいとは無縁で緑色を保ち続けている。
その変わらぬ姿に真理を見よ、という教え。

無常迅速なこの世界で、変わらぬものを探すこと。
それが世間に流されない心の強さを形づくるんじゃないかな。
だから投資家としての私は古典や日本文化を欲したのかもね。

コメント

  1. 赤大将 より:

    目先が慌しくても、遠くを見るとそうでもない。
    月を見て心を整えるように、株式相場も分足とか
    日足じゃなくて月足くらいで見ると…あら滑らか。
    ちょっと距離を置いて冷静に見れば、日々の振れ
    幅が広い意外はさほど変な動きでもない気もする。
    そして冷静になれば、日々の株価の細々とした変動
    よりも重要なのは投資先企業(インデックス投資なら
    対象の日本企業全体)が、今年一年かけて予定通りの
    業績を積み上げることができるのか? 海外の取引
    先は取引の増加を期待できる状態なのか? そう
    いった要素が投資のリターンに反映されてくる。
    だから、重要なのは目先じゃないんですよ~
    と自分に言い聞かせつつも、こんなに乱高下すると
    気にしてしまうこの頃です。

  2. まろ@管理人 より:

    自分の投資資金が社会の役に立っていて欲しいと願いながらも、実感ないまま資産が増えた今日この頃。そのあたりが最近、悩ましいです。。。