食文化と美食探訪 8vs8の戦い。ヤマタノオロチに「やしおりのさけ」。 古事記や日本書紀の中でスサノオが八岐大蛇(ヤマタノオロチ)と戦う際に、「八塩折酒(古事記)・八醞酒(日本書紀)」を用意したという記述がある。この「やしおりのさけ」とはなんぞや?というのを学んだのでメモ... 2020.03.27 食文化と美食探訪
日本文化探究の旅 霧島の巨石信仰の地を結ぶと北斗七星に 昔々のベストセラー、グラハム・ハンコック「神々の指紋」では、ギザのピラミッド群は紀元前1万450年の天体図になっている、なんて説が示された。※三大ピラミッドはオリオン座の3つの星に対応 日本で似たよう... 2019.05.10 日本文化探究の旅
日本文化探究の旅 厄年に阿波岐原のみそぎ池 厄年は役年? ゴールデンウィークの旅の最中、神社の立て看板を見て、今年、本厄の数え年42歳にあたることを知った。 前回の本厄は数え年で25歳の時(2002年)になるらしい。 この前年秋頃からの1年間は... 2019.05.09 日本文化探究の旅
日本の神様と昔話 古事記と日本書紀の蛇神 神社のしめ縄は蛇の交尾の姿を現したもの!なんて説を知り、 ふと考えると、なぜか出雲神話の神様と蛇のつながりが深い。 出雲の地に降り立った素戔嗚尊が退治した八岐大蛇。 大国主命は国譲りの後、大物主神と名... 2019.01.28 日本の神様と昔話
日本の歴史と文化 敗者復活と敗者への共感が日本の母型? 日本史では敗北の後に復活!というパターンが多く、 壬申の乱での天武天皇は吉野に下ってからの切り返し 平清盛に伊豆へ流された源頼朝が後に平家を破る 隠岐島へ流罪になった後に鎌倉幕府を倒した後醍醐天皇 信... 2017.06.03 日本の歴史と文化
食文化と美食探訪 瀬戸内海を救った牡蠣の浄化力。美味しさには山の栄養分が不可欠。 貝塚から殻が発見されるほど昔から食べられていた牡蠣。昔は沿岸の岩場にたくさん生息していたようで、浜に牡蠣の殻が転がっている様子が古事記に詠われる。 夏草の あひねの浜の 牡蠣貝に 足踏ますな 明かして... 2017.01.29 食文化と美食探訪
万葉集 言霊信仰/古事記を読む・4 無文字社会の古代日本では言葉の威力が極めて強かった。 人が口から発する「音」に霊力が宿るという考え方だ。 敷島の 倭の国は 言霊の 助くる国ぞ 真幸ありこそ (日本は言霊が助ける国。私が「ご無事で」と... 2012.12.28 万葉集日本の神様と昔話
日本の神様と昔話 敗者復活が日本の母型/古事記を読む・3 黄泉の国から「よみがえる」ではないけれど、 古事記には「敗者復活」の物語が数多く散りばめられている。 例をあげると、 イザナキ・イザナミの国生み(最初の出産は失敗) 高天原を追放されたスサノオがヤマタ... 2012.12.24 日本の神様と昔話
日本の神様と昔話 トップ不在の創世記/古事記を読む・2 突然の気まぐれではじめた「古事記を読む」シリーズ・パート2。 創世記において、今の日本と変わらないなぁ…と苦笑いなのが、 国作りのトップが誰だか分からない 意志決定が合議制で責任の所在があいまい って... 2012.12.23 日本の神様と昔話
日本の神様と昔話 ヤマタノオロチのメタファー/古事記を読む どんな文脈で語られた言葉か調べきれなかったけど 「12,13歳くらいまでに民族の神話を学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる。」 20世紀の歴史学者、アーノルド・J.トインビーがこう語ったという。 神... 2012.12.22 日本の神様と昔話