厄年に阿波岐原のみそぎ池

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厄年は役年?

ゴールデンウィークの旅の最中、神社の立て看板を見て、
今年、本厄の数え年42歳にあたることを知った。

前回の本厄は数え年で25歳の時(2002年)になるらしい。

この前年秋頃からの1年間は、株式投資のために勉強した

  • AFP
  • 日商簿記2級
  • 税理士試験の会計科目(簿記論・財務諸表論)

といった資格試験に次々合格した年で、
今の土台ができた時期だと考えると、悪いことはなかったような。

一説には「厄」ではなく「役」だとも言われており、
役が回ってくる、役割を担うという意味の「役年」なのだとか。

人生の転機が訪れる年で、生かすも殺すも本人次第ってことかな。

阿波岐原のみそぎ池

宮崎の西都原古墳群から近い宿をとシェラトンに泊まったところ、
徒歩圏に古事記に登場するスポットがあるらしいので立ち寄ってみた。

黄泉の国からイザナミの追跡を逃れたイザナキが穢れを祓い、
アマテラス、ツクヨミ、スサノオを生んだ場所とされる「みそぎ池」。
古事記の記述では「竺紫の日向の橘の小門の阿波岐原」とある。

本厄だから偶然引き寄せられたのだろうか?

でも古事記では黄泉と現世の境界である「黄泉比良坂(よもつひらさか)」は、
出雲国の伊賦夜坂(いふやさか)」とされ、その地に揖屋(いうや)神社がある。
黄泉の国から出てきた場所は出雲で、穢れを祓うのが日向? 遠すぎない?

帰ってきて調べてみたところ、
1662年に起きた日向灘地震(いわゆる南海トラフ地震)の大津波で、
この地の歴史的遺産の多くが失われてしまっており、
「みそぎ池」の正確な場所は分からないようだ。

ホテルの部屋から見えた海岸沿いの森は津波対策だったのか…

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