神道・仏教・キリスト教合同の3.11鎌倉の祈り

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毎年3月11日になるといろいろな形の追悼を目にする。
何かで耳にしたことのあった、鎌倉の宗教者の集いを、
円覚寺のYouTubeで目にして、これはすごいなと感じた。

2011年4月11日に鎌倉市内の神道、仏教、キリスト教関係者が、
鶴岡八幡宮に集い、宗派の違いを超えて祈りを捧げたのがはじまり。
会場は持ち回りで、鶴岡八幡宮(神道)、建長寺、円覚寺等(仏教)、
雪の下教会(キリスト教)。今年の会場が円覚寺だった。

法要は日本に古来よりある神道からはじまり、
日本に入ってきた順に仏教、キリスト教という順番になっている。

神道と仏教は昔から神仏習合で合同でも違和感がない。
でもキリスト教も一緒というのが、私の歴史・文化観すると意外だった。
キリスト教は他の宗教との間に線を引くものだと思っていたから。

もしかすると、これは日本ならではの光景なのかも。
この集いの原点は、鶴岡八幡宮の宮司が、
「真の祈りは宗派の違いを超えて共鳴するのだ」
と説いたのがきっかけだったという。
神道が「宗教」ではなく「信仰」だから中心になれたのだろうか。

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