手軽にできるIR情報のテキスト分析

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人工知能が主に「Python」というプログラム言語で開発されていることを知り、

それなら私もPythonで遊んでみようと年初から学びはじめて約半年。

今までできなかったような高度な金融データ分析も可能なのだが、

分析をもとにシステムトレードといった方向にはあまり興味を持てなかった。

代わりに関心を持ったのが「
テキストマイニング」。

テキストデータから有益な情報を発掘(マイン)する手法だ。

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IR情報を読んで「ここが前期と変わったかな?」と直感的な判断だけでなく、

前向きな言葉が増えた、今期はこの表現が多いなど機械的に分析できないか?

そんな実験をしている。

事業変革に取り組む企業を題材にするとおもしろいかな?

と先日も
「ひらまつ」の決算短信の経営方針を使って遊んだりしていた。

最近、自分でプログラムを作れなくても、手軽に分析できるWebサイトを見つけた。

東証マザーズ上場のユーザーローカルが無償で提供している、

たとえば先日のひらまつの決算短信であれば、こんな解析結果がすぐにできる。
たったこれだけでも、会社の方向性が変わろうとしているのが分かる。

この先、投資にどう生かせるのかは今のところさっぱり分からないが、

新しいものをいろいろ試してみて、自分にあった利用方法を探したい。

ちなみに運用会社でどのような金融データ分析が行われているか、

三菱UFJトラスト投資工学研究所が出版した本が興味深い。

プログラムを使って自分でどんなデータ分析をしたいか考えるヒントになる。

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