企業価値評価の憂鬱 その2

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ずいぶんと間をおいてその2。結局、企業価値の算定って一体何なんだろうと。
非公開会社の株価がを争う裁判を通じて、時価純資産法、DCF法、配当還元法など、
いろいろな企業価値評価があるけど、これが正しい!と言える手法はないと実感。
企業価値評価はしょせん意見にすぎず、企業の本当の価値を表すものではない。
その算定結果を元に、今後どう経営すべきか考える材料になる程度のものなのだ。
財務諸表から今の株価が割安か割高か判断するのも雲をつかむような話?

結局は投資判断なんてものは、バフェットさんが言うように、
"A simple rule dictates my buying: Be fearful when others are greedy, and be greedy when others are fearful."
ごくごくシンプルなものしか存在しないのかもしれない。

コメント

  1. バフェット氏も、企業価値はかなり幅のある推定値しか計れないと言っていますよね。
    確かに、どんなに人間が正確な企業価値を出そうとしてもそれは所詮、個人の意見にしかならないのかも知れません。
    それでも控え目な見積もりと安全域を大きくとることと併せて使えば、少なくとも投資判断をする上でリスクは減らせるんじゃないかな、と思います。

  2. まろ@管理人 より:

    ちなみに私の体験した裁判は、
     DCF法 × 10 = 時価純資産法
    これが企業価値評価への不信の原点です