Jリーグのサイトで各クラブの直近決算情報が開示されている。
今回眺めていて、目に止まったのがサンフレッチェ広島。
新スタジアム開業で入場料収入が前年比で約3.2倍となり、
浦和、川崎F、神戸に次ぐ、リーグ4番手の売上規模のクラブになった。
過去のスタジアム入場者数を調べてみると、
- 旧・ビッグアーチ 1試合平均15,000人(50,000人収容・稼働率30%)
- 新・ピースウイング 1試合平均25,000人(30,000人収容・稼働率85%)
入場者数が2倍に届かず、入場料収入が3倍超なので、
チケット代を値上げしても、以前より来場者が増えているということ。
新スタジアム「エディオンピースウイング広島」が、
今までのホームスタジアムと異なる点は、
- スタジアムが広島市中心部に新設されたこと
- サッカー専用スタジアムであること
一時期は地元自治体が中心部から離れた場所に建設を予定し、
サンフレッチェ側が独自案で意義を申し立てたりとゴタゴタ。
- サンフレッチェ「新スタジアム」はどうなるか(2016年4月の東洋経済オンライン)
その後の経緯までは調べていないが、
サンフレッチェ側の主張が通り、現在の場所に建設がされた。
そしてこの決算内容に、昨シーズンはリーグ2位。
文句なしの大成功と言えるだろう。
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