東日本大震災

お薦めの本

3.11後を描いた本を読むならこの2冊

東日本大震災後に様々な書籍が出版され、数多く手に取ったが、日本人著者が語るとどうしても主張が偏りがちになる(特に原発問題)。なにか部分ばかりで全体が見えなくなってしまうような違和感がある。客観的・中立的な視点で伝えられるのは外国人の特権なの...
お薦めの本

3.11 震災は日本を変えたのか?

東日本大震災からはや5年。あれから震災を扱った様々な書籍が出版されたが、この本のように中立的な立場で(←ここが重要)、多くの議論を整理・編集したものはあっただろうか? 著者はマサチューセッツ工科大学(MIT)のリチャード・J・サミュエル...
社会や政治の問題など

知性崩壊の日本が到達した原発ゼロの夏

原発ゼロの夏。 超短期的な視野で電力需給だけを見ればOKだけど、 長期的に日本の経済・産業がどうなるかは別問題。 なんでこんなことになってしまったのかな。 原発は危ない。悪である。だからもう止めよう。 原発ゼロに至る意志決...
パスカル「パンセ」

3.11が告げたリスク管理社会の終わり

日本は「核」を通じて2種類の破滅を経験したことになる。 ヒロシマは「悪」をなそうとして起きた道徳的な破滅 フクシマは「善」をなそうとして起きた産業的な破滅 21世紀の脅威は、あからさまな悪意を持ったものではなく、 善意で...
文化で読む日本経済

復興の勧進上人を誰が担うのか?

経済学の「効用」とはすなわち「欲望」のこと。 欲望の制御なくして経済社会の秩序と発展は成しえない。 経済学の祖、アダム・スミスが「道徳感情論」に描いたことだ。 そして欲望の制御と「宗教」とは密接に関わっていた。 長部日出雄「仏教と資...
お薦めの本

寺田寅彦「天災と国防」

物理学者でエッセイスト。 おもしろい肩書き。 私が物理学に興味を持ったことで、ようやく出会った寺田寅彦。 関東大震災前後を生きた著者の自然災害に関するエッセイを 東日本大震災を受けて、12本ピックアップした本が今日の一冊。 現代に通じる知恵...
お薦めの本

原発事故は科学の取り違えによる人災

たしかに原発事故は「人災」だ。 しかし原発事故調査委員会の言う「人災」ではない。 「当委員会は、本事故の根源的原因は歴代の規制当局と東電との関係について、「規制する立場とされる立場が『逆転関係』となることによる原子力安全についての監視・監督...
東日本大震災

知性の限界/善が転じて猛威をふるう社会

私が子供の頃のアニメといえばキン肉マン。 王位争奪編の続編の連載がはじまっててビックリ! 悪魔超人編以降は勧善懲悪がハッキリしていたのを思い出す。 最近のアニメがどうなっているのかは分からない。 しかし善悪の割り切れなさが世界を覆っているの...
偶然とリスクの諸相

3.11が残した課題は原発問題ではない

どういうわけか3.11を原発精神論でしか語れなくなった。 原発を動かす動かさない、そんなことは議論の対象ではない。 原発を徐々に減らして他の手法に切り替えていく以外にないから。 ※「フォーリン・アフェアーズ・アンソロジー Vol.34」が参...
東日本大震災

あれから1年の想い

ちょうど胸中の桜が散った頃だった。 あれから1年。 様々な想いが通り過ぎていく中で残ったものは、 死と向き合うことの大切さ。 地震の直前には重病疑惑をかけられ、夏には身内に不幸もあり、 秋には「今日が人生最後の日だとしたら」と心に残る演説を...
東日本大震災

古典に残された災害の記憶

「ゆく川の流れは絶えずして」で始まる鴨長明「方丈記」は災害の史料。 1177~85年にかけて都を襲った火災・竜巻・飢饉・地震の記憶なのだ。 長明は、平家滅亡から3ヶ月後の1185年に京都を襲った大地震をこう記す。 「山くづれて川を埋み...
東日本大震災

皇室献上品のトイレットペーパー

お歳暮でもらっちゃった。みやびなマロにピッタリの逸品でおじゃる♪ 高知県の望月製紙株式会社の「羽美翔」って商品。→ホームページ 「過剰包装だ!」と怒らず、美を追究する心を素直にめでたいもの。 無駄なものを削ぎ落とした後に、貧しさや悲しさ...
東日本大震災

日本のCSR活動は自然災害から

最近、休日の10時~某所スタバで取材を受ける、ってことが続いてる。今日は日本企業のCSR活動はどうあるべきか、なんてことを話す中で、なんとなく頭がまとまりかかったことがあるのでメモメモ。 日本の企業は「CSR活動って何をすべきなの?」と悩む...
東日本大震災

「六次の隔たり」どころでない近さ

六次の隔たり(Six Degrees of Separation)って知ってる?1967年に、社会心理学者スタンレー・ミルグラム博士が実証した、人は知り合いを6人以上介すと、誰とでも間接的な知り合いになれる、って仮説。 ところが、今回の3月...
東日本大震災

節電で痛感した砂漠の宗教とサッカー

平日は節電地獄。みんなのオフィスはどんな感じなのかな?私はもともと暑さに弱い上に(←だから紳士用日傘を愛用して6年目♪)、年初のヘンテコ病で体力落ちちゃったから、生き残りをかけた戦いなのだ。必死に抵抗する中で、砂漠地帯の世界観が頭の中でつな...
東日本大震災

原発技術を棄てないで

「原発」という言葉に、すっごい拒否反応を示すようになった日本人。近年マスコミが、極端な善悪二元論に走る傾向があるから(→関連記事)、原発に関わるものはすべて悪!、ってたたきつぶしてしまわないか心配。きっと日本なら、原発技術から新しいものを生...
偶然とリスクの諸相

想定外はどこからやってくる?

いつからなのかな。今の社会は「思い描いた未来」と「やがて起きる現実」との溝を、「想定外」という言葉でしか埋められなくなってしまった気がする。 原発の問題は本当に人災?文明自体に命が宿り、人にコントロールできなくなりつつあるのかも?地震直後に...
東日本大震災

インデックス投資と東電株

株式投資のやり方の1つとして、みんながちょっとずつ出しあったお金を、金融機関がまとめて、上場しているすべての企業の株に投資する、という金融商品がある。ニュースや新聞で見かける日経平均・TOPIXといった指数(=インデックス)に評価額が連動す...
偶然とリスクの諸相

歴史・文化から見る日本のリスク感覚

今日の日経朝刊に、失敗学の東大名誉教授の畑村洋太郎氏が「見たくないものは見ない。考えたくないことは考えない。米国は考えようと努力する国。日本は考えないままにしておく国。」というコメントを寄せていた。そう怒られても、それが日本って国の特徴だか...
東日本大震災

セキュリテ被災地応援ファンド

私、地震の約10日前から、妙な勢いで仕事をもうひとつ始めたけど…。もし地震が起きた時、週1日程度の仕事だけだったら、私どうしたかな?こんなことをしばらく考えてた。 私は食べることが大好きだから、食品関係の復興支援をしたい。 寄付じゃなくて...