情報と知性

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文字、索引、Google、AIに対する懸念はすべて同じ/デニス・ダンカン「索引の歴史」

この世のすべての情報に索引を付ける。それがGoogleが目指していることだと捉え、書物における索引の歴史を読み解けば、何かが見えそうだ。 デニス・ダンカン「索引 ~の歴史 書物史を変えた大発明」索引は...
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ピーター・バーク「博学者 知の巨人たちの歴史」

株式投資を本業とし、余裕ができる時間を読書に充てれば、「博学者」や「知の巨人」への道が拓けるかも?なんてことを密かに思ってから10年以上が経過しているが、橋にも棒にも引っかからず、単なる趣味人どまりの...
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インターネットの世界化についての8つの懸念(by 松岡正剛)

私たち人間は外からのショックを受けてはじめて、好奇心が立ち上がり、考えを巡らすようになる生き物。そんな捉え方もできるので、 好奇心はどのように生まれるのか?(22/12/13)先月、松岡正剛さんが亡く...
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羽生善治「決断力」に学ぶ、情報との向き合い方。

羽生善治さんの「決断力」が出版された2005年当時は、家庭向けのインターネットの人口普及率が70%を超えた頃。(2001年は44%だったが、その後ADSLや光回線の普及で急上昇。)それまで一般市民の情...
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読書はネット社会への抵抗だ!/デヴィッド・L・ユーリン「それでも、読書をやめない理由」

2010年にアメリカで出版され、2012年に翻訳された、デヴィッド・L・ユーリン「それでも、読書をやめない理由」。原題は“The Lost Art of Reading: Why Books Matt...
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知識分類のはじまり(16、17世紀)/ピーター・バーク「知識の社会史」

ピーター・バーク「知識の社会史」の第5章「知識を分類する」。ここに描かれたヨーロッパにおける知の整理が面白かったのでメモ。知の分類に関する論争1400年頃のミラノの大聖堂の建築における石工と建築家の論...
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文字・印刷術により低下した記憶力。そしてGoogle…

自ら生み出した技術によって、人間が本来持っていた能力が失われていく。とくに記憶力はこれまでの人類史において、何度か危機にさらされており、思いつくまま並べていくと主に以下の3つだろうか。 文字 活版印刷...
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IT革命後の情報と知性のせめぎ合い

ここ十数年の情報と人の知性の関わりについての認識を整理。ネットの普及でテレビや新聞みたいに受け身で情報を得るのではなく、これを調べたい!って前のめりに情報を得るって時代に変わった。あらゆる分野で「学習...
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人の弱さに寄り添い、壊れ始めたGoogle

Amazonに搭載されているおすすめ商品の表示機能。投資を学び始め、一心不乱に集中していた頃は便利だった。でも多分野を渡り歩く今の私には無意味な機能となった。人の関心はうつろいゆくもの。システムで先回...